知らないこといっぱい!ホテル専門会社の山川景子CEOに聞く“ホテルうんちく”
5月2日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」にイヴレス株式会社・代表取締役 CEO の 山川景子さんが登場!ホテルの客室備品やアメニティなどの業務を運営されている山川さんから、ホテルに関する様々な“うんちく”を伺った。
坂口愛美アナ「山川さんは今や当たり前にホテルで使われている、歯ブラシなどが入った『アメニティポーチ』、これが山川さんのアイデアが先駆けということなんですよね?」
山川景子「そうです。アメニティをポーチにする発想は、当時、ホテルのアメニティは箱に収納されていて、綺麗にセッティングされていたんですね。そうすると、この箱は1回しか使わないのに、みんな破って捨ててもったいないんじゃない?ってところと、お掃除の皆様がそれをすごく綺麗にセッティングされてるんです。その様子を見ていて『時間がもったいないな』と思いまして。『物のもったいない』と、『時間のもったいない』と、『みなさんの空き時間にセット出来たらよりいいな』と、3つの『もったいない』を重ねてこのアメニティポーチを提案させていただいたということになります」
高橋優「繰り返し使えますもんね、ポーチだったら」
坂口「いや~アメニティポーチがついてるかついてないかで、かなりテンションが変わってきますもん、ホテルに泊まる時」
高橋「そういう山川さんに、今日はホテルのお話をお伺いしたいなと思ってたんですよ。僕自身、今全国ツアー中なんで、色んなビジネスホテルとか旅館などに宿泊させていただく機会がありまして。例えば、ベッドの布団の端っこをベッドの隙間に入れるじゃないですか。ホテル側の人はそこにプライドがあるもんなんですかね?」
山川「ご滞在された方は足がキツかったりとか、そういうことがあると思うんですけど、あれを下に巻かないとベッドセッティングがピシっといかないんですよね」
高橋「それか~っ!」
山川「やはりお客様がお部屋に入られた時、『デゥベ』っていうシーツがピンとしていないと、清潔感を提供したり、『新しい』というものを提供するのがかなり難しいと思うんですよね。自分たちがホテルに泊まる時に、様々な優先順位があると思うんですけど、パッと部屋に入って布団が乱れていたらそれだけで不潔感が……」
高橋「それはそうですね、確かに」
山川「それをすることによってキチッとベッドセッティングが出来ていて、まっさら感がある。これがお客様の第一印象と思うんですね」
坂口「山川さんがホテルの部屋に入って、共通してまず最初に見るところってありますか?」
山川「やはり、先程申し上げたようにホテルでしたらベッドセッティングですよね。そこがどうセッティングされているかということと、客室のドアを開けた時の一瞬の景観。すごく景観がいい場所もありますし、こちらの文化放送のスタジオでしたら芝離宮が見えてすごく美しいじゃないですか。こういったものを部屋のどこに持っていくかによって、すごく印象が変わってくるかと思うんですよね。あと、私は元々ホテルマニアだったんですよね、研究家というか。なので、ずっと一周するんですよ、何度も何度も。気になったら採寸して」
高橋「へえ~っ!採寸って、何を採寸されるんですか?」
山川「多くは洗面ボウルの高さだったり、ベッドそのものの高さだったり、デスクの高さだったり。この高さって結構面白くて、洗面ボウルが下がっていると、すごくレトロな感じになるんですよ。男性の身長が高くなってるっていうのもありまして、昔と今だったら15㎝ぐらい高さが変わってるんですよ。私の実家とか、本当に低かったんですよね。キッチンなんかもすごい昔は低かったんですよ。そういうのをひとつひとつ測ることによって、何㎝であるっていうのを確認して、見たら何㎝だなってわかるようになるという……」
坂口「へえ~っ!そういうホテルの楽しみ方、したことなかったです」
などと、山川さんからはまだまだホテルに関する“うんちく”が飛び出し、高橋・坂口コンビも感心することしきり。すべてを聴いてみたい方は、ぜひradikoのタイムフリーでチェックしてみてください!
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