WAHAHA本舗主宰 喰始「出発点は文化放送」
WAHAHA本舗の主宰として数々のギャグを世に送り出してきた喰始さん。5月2日の「くにまる食堂(文化放送)」では、日本大学芸術学部時代に永六輔さんの下で放送作家修行をしていた頃の話を聞かせてくれた。
喰始「芸能の世界、いわゆる業界ってところの出発点が文化放送だったんですよ」
邦丸「知らなかったです」
喰始「『走れ!歌謡曲』って番組が文化放送で深夜にやってまして、深夜に働くアルバイトを募集してたんです。永さんの関係で行くことになったんですけど、その時、僕はまだ19歳ですよ」
邦丸「ハタチ前か~」
喰始「今でいうADみたいな手伝いかな~って思ってたら、パーソナリティーの成田あつ子さんと2人しかいないんですよ。4畳半くらいの狭いところで僕がレコード回して、ゴーを出して『次の曲はこれです』って言ったらスイッチ押したり、そういうことも全部、いわゆるディレクターがやることをやらされていたんです」
邦丸「19歳の日芸生が」
喰始「それを1年半くらいやってた頃に永さんから『実はゲバゲバっていう仕事があるんだけど、僕はテレビの番組やらないし、君に向いてると思うから行ってきなさい』と言われて書いたギャグがスゴい話題になったんです『こいつは一体何者だ!』と」
邦丸「はいはい」
喰始「他にもベテランの放送作家がいて、当時は井上ひさしさんもいたんです」
邦丸「井上ひさしさんも入ってたんですかゲバゲバに。へぇ~」
喰始「そういうベテランよりも『こいつが一番 番組の趣旨をわかってるよ』ってことになりまして、僕のギャグが台本の3分の2だったんです」
邦丸「えっ、そうだったんですか」
喰始「そこから僕はちょっと勘違いしました(笑)」
邦丸「(笑)」
番組では、他にも喰始さんがWAHAHA本舗を立ち上げた理由など色んなお話を披露してくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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