生徒の独創性を引き出すために必要なことは?
- 5月1日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、専修大学ネットワーク情報学部長の飯田周作教授に出演いただき、ネットワーク情報学部について詳しくお話しいただいた。
松井佐祐里アナ「専修大学、ネットワーク情報学部についてご紹介させて頂きます。ネットワーク情報学部は2001年に誕生しました。コンピュータの基礎的な理論を徹底的に学ぶとともに、豊富な演習科目やプロジェクトを通した実践のなかで、情報の表現力、コミュニケーション能力などのスキルを磨くカリキュラムが用意されています。その学びを通して、情報技術を活用した新しい価値を世の中に提案できる力を身につけます」
専修大学・飯田周作教授「ネットワーク情報学部は情報学について広く学ぶことができます。専攻があるんですけど、データサイエンス、ネットワークシステム、コンテンツデザイン、メディアコミュニケーション、フィジカルコンピューティング、ITビジネスというように分かれてます。これらの専攻を2年生になる時選ぶということが特徴的でして、自分の興味をわかった上で専攻を選択できるというのが魅力だと思っています」
松井「中でも、力を入れているのはどんなことですか?」
飯田「体験を重視した教育です」
松井「詳しく教えてください」
飯田「うちの学部はまず何かをやってみる、何か参加してみる、そういうことをやって必要なことを自分で感じてもらう。1年生ではグループワークで議論しながら1つのものを作っていくとか、もの作りを考えてみるとか、そういうことから入っていく。2年生もやはり、演習を軸として必ず自分のプロダクトや企画を作る、与えられるものではなくとにかく自分でアウトプットをしてみなさいということなんですね」
L is B代表・横井太輔氏「なるほど~」
飯田「自分で体験する。さらに言えば、それを人に使ってもらう。それでフィードバックを得る。そういうことを繰り返し、繰り返しやるわけです。それをやっていくうちに自分の血の中に入ってくるものがあるんですよ。自分の根源的なものというのが身に付いてくる。まず、何事もやってみないといかんということですね」
横井「独創性を身につけるために大事なことは何だと思いますか?」
飯田「先ほどの話にもつながるんですけど、“とにかく何でもやってみよう”ということだと思うんですね。いろいろやってみた結果、成功もするし失敗もする。そういう体験を重ねて自分自身のやり方とか強みがわかってくると思います。ある程度自由にやっていくという中から独創性というのは現れてくるんだと思うんですね」
横井「その環境を作り上げていくことが大切だということですね」
飯田「そうですね。大学にとっては一番大事なことだと思ってます」
「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…