【西武】松井監督インタビュー 「(バーチャルトレーニングは)継続してやることが大事」
4月25日放送のライオンズナイターでは、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-西武4回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビュー。先発・松本航投手のことやバーチャルトレーニングについて訊いた。
――先発・松本航を中10日で今日のロッテ戦に登板させるのはなぜ?
松井「なぜと言われると難しいんですけど、出力の高いピッチャーなので、うまいこと間隔を空けながら(ローテーションを)回している」
――去年と今年の松本航を比べて良くなったところは?
松井「元々投げっぷりの良いピッチャーなので、基本線は投げっぷりの良いピッチャーでいてほしい。腕を振られると相手も嫌だと思う。その中で試合が進んでいってどう改善していくかだと思う」
――投球テンポは?
松井「そこは意識しているんじゃないかと思う。何とかテンポアップできるようにコーチ陣と取り組んでいる」
――テンポアップすることでピッチングが攻撃的になる?
松井「攻撃的にもなるし、ランナーがいない時ほど投げ込まれると打者は嫌だと思う。(テンポが悪いと)打者に色々考える時間が出来てしまうので、できるだけ考える時間を与えないことが大事。テンポアップすることによって自分のリズムも変わってくると思うので、松本にしてもエンスにしてもそこは大事になってくるのではないかと思う」
――マキノンの勝負強さが日に日に増しているのでは?
松井「元々コンタクトは非常に良いバッターなので、あとは配球だったり試合を重ねてアジャスト出来るかというところで、このところ非常に良い。日曜日の試合ではライト前の当たりで少し打球が跳ねたのを見逃さずセカンドを陥れた。ああいうアグレッシブな走塁も良い」
――オリックスの山本由伸投手に11安打を浴びせ攻略。これはバーチャルトレーニングが実を結びつつある?
松井「キャンプの時に試してみて、楽天での選手時代にもバーチャルトレーニングはあったが、より進化していた。選手がチェックする中でもっとこうならないのか?という話はあると思う。球筋を知れるというのは良い。選手個々の感じ方はあるが、知らないより知ったうえで打席を迎えるのは違うと思うし、それがすべて結果に結びつくかはわからないが、継続することによって結果に結びついてくる可能性も大いにあるので、継続してやることが大事」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー
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