槙原寛己「WBC準決勝で解説中、涙出てきちゃいましたから」
アメリカで行われたWBCの準決勝、決勝で解説者として試合を現地で観た野球解説者の槙原寛己さん。4月18日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、40年前に自身が出場していた日米野球と今のWBCの違いについて語った。
槙原「あの準決勝を生で観れた、それも喋れたっていうのは…これはもう…ハッキリ言って涙出てきちゃいましたから」
大竹「あっそう」
槙原「多分、テレビ観てた視聴者の方もね、同じだったのではと本当に思いましたよ」
大竹「やっぱり大谷は凄い?」
槙原「大谷は凄いです。僕らが日米野球やってた頃って40年くらい前なんですけど、例えばバリー・ボンズっていう凄い選手がバッティング練習始めると、日本の選手がみんな観にきて、球場の日本のファンもずっと観るんです。それでホームラン打つと『ウオォ~』と沸いてたんです。これが逆になったんです。大谷がバッティング練習するとメキシコ代表が全員グランドに出てきて観てるんですよ。大谷が柵越えすると『オオォ~』てやってるんですよ。アメリカ代表も決勝の前に大谷を観てるんですよ。それで大谷も普通じゃ届かないようなところにホームラン打ちこむんですよ。オーロラビジョンみたいなところに当てたり…」
大竹「自分の看板にホームラン当てたりしたもんね」
槙原「練習だと、とんでもないところに当てるんで向こうのヤツらも呆れて観てましたから。ちょっと時代が変わったというか、とんでもない人間が出てきたなっていうのは改めてあの大会で感じましたね」
大谷「その大谷が『向こうの選手に憧れるな』と…」
槙原「あれはナイススピーチでしたね。確かにそうだと思いました。僕らの時代は『所詮、俺ら大リーガーにはさ…』みたいな気持ちでやってました。この前、阪神の岡田監督と話したんですけど、『40年前にWBCあったら僕ら出てますかね?』って聞いたら『出るか、そんなもん』って言ってました」
この他にも番組では、槙原寛己さんがWBCについてたっぷり話してくれています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。槙原さんは大竹メインディッシュというコーナーに出演しています。
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