中村雅俊「テレビ初出演の時、石原裕次郎さんを2時間半待たせてしまって…」
役者として歌手として幅広い分野で活躍している中村雅俊さんですが、実はテレビデビューは「太陽にほえろ!」だったという。4月18日の「くにまる食堂(文化放送)」では、その時の失敗談を語ってくれた。
雅俊「デビュー作は『太陽にほえろ!』だったんですけど、最初から大変なことをしてしまいまして」
邦丸「何かやったんですか?」
雅俊「初日の撮影日に2時間半遅刻したんですよ」
邦丸「(笑)」
雅俊「石原裕次郎さんを待たしちゃったんですよ。びっくりですよ、もう」
邦丸「寝坊か何かしちゃったんですか?」
雅俊「徹マン」
邦丸「(爆笑)」
雅俊「俺、文学座っていう劇団に所属してたんですけど、スタッフの人が撮影日を1日違いで俺に教えたんですよ。だから俺にしてみれば次の日っていうふうに聞いてたんです」
邦丸「あっ、そっかそっか」
雅俊「文学座の同期の連中で2組作って明大前で朝まで麻雀やってて、今みたいに携帯ないじゃないですか。カワイってヤツの家に固定電話があったんで『そこに中村君いないか?』って電話きて『いる』って話になって、2時間半後に国際放映っていう撮影所に行ったんですよ」
邦丸「はいはい」
雅俊「びっくりですよ、もう、事の重大さに俺自身も気付いて。門のところに助監督のチーフの人が待ってて『すぐ裕次郎さんのところへ!』って言われて、裕次郎さんに『すいませんでした!!!』って謝ったんですけど、裕次郎さんって、ああいう方なので『おぅ』って、怒りもせずに、それでおしまいだったんですよ」
邦丸「天下の石原裕次郎、ボスを待たせた。それがテレビ初出演」
雅俊「今でもプロデューサーに言われるんですよ。『雅俊、あの時、お前~』って」
邦丸「(笑)」
番組では、他にも中村雅俊さんが思い出のドラマの話などを楽しく話してくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
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