地域版SDGsプロジェクト「みんなとプロジェクト」 戸板女子短期大学 食物栄養科 新一年生も参加し、メニュー開発へ
地域版のSDGsプロジェクトとなることを目指し、文化放送・東京都済生会中央病院らで行う共同プロジェクト「みんなとプロジェクト」は、この春より戸板女子短期大学食物栄養科に通う新一年生(有志)も参加し新メニュー開発などを行うと決定しました。
2022年4月に発足したこのプロジェクトは、文化放送本社のある港区内の多様な力を活かして地域の「巡り」を再生することを目的とし、地域の自然、人、社会といった資源をつなぎ、循環させる地域版のSDGsを目指すものです。
サービスの多様化などが進む一方で「つながり」が希薄になりやすい昨今、地域で採れたものを「みんな」の力を活用して巡らせることで、本来あった地域の多様な個性のつながりを回復し、健全な社会生活と健康づくりに貢献できるよう活動しています。
プロジェクト発足以降、港区の芝地区で実施されている芝BeeBee’sプロジェクトで採れたハチミツ「しばみつ®(※)」を活用したマドレーヌを、お菓子作りを得意としている地域の福祉作業所「みなとワークアクティ」の菓子職人が製造し、「みなとワークアクティ」他にて販売してきました。
(※)「しばみつ®」とは、港区の芝地区総合支所地域事業「芝BeeBee’sプロジェクト」で収穫した芝地区産のはちみつです。三田いきいきプラザの屋上に巣箱を設置し、ミツバチの巣箱の手入れ(内検作業)や採蜜作業を地域の人たちと一緒に、週に1回行っています。純粋無添加非加熱であり、癖がなくすっきりとした甘味が特徴です。
今回新たに参加が決まった戸板女子短期大学は、港区芝に校舎を構える学校です。将来栄養士などを目指しこの春より食物栄養科に通う新一年生の有志19名が主体となり、新メニュー開発を行うほか、SNSでの発信などを通じて学生ならではの目線でPR活動も行っていきます。
■プロジェクトメンバー・熊谷もも(戸板女子短期大学 食物栄養科1年)コメント
このプロジェクトは、港区で生産されたものを使って港区で商品開発し、港区の人に食べてもらうという地産地消という形でSDGsにも貢献しているところがとてもすてきだと思いました。若者目線での商品をぜひ提案していきたいです。
今後レシピ開発に伴って試食会などを予定しており、リリースやHPなどでも順次活動をご紹介していきます。
【プロジェクト概要】
●プロジェクト名:「みんなとプロジェクト」
●特設サイト:https://www.minnnato.jp/
●運営主体:みんなとプロジェクト事務局(株式会社文化放送・東京都済生会中央病院・オルト都市環境研究所)
●協力: 港区芝地区総合支所、ihrmk、芝Bee Bee’sプロジェクト、港区立障害保健福祉センターみなとワークアクティ、戸板女子短期大学