【ロッテ】吉井理人監督インタビュー 佐々木朗希は「まだ本気で投げていないかも」

【ロッテ】吉井理人監督インタビュー 佐々木朗希は「まだ本気で投げていないかも」

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4月13日放送のライオンズナイターでは、4年ぶりの開催となった埼玉県営大宮公園野球場での西武-ロッテ3回戦の試合前、今シーズンからロッテの指揮を執る吉井理人新監督に、この日解説をつとめた東尾修さんがインタビューした模様を放送した。同じ和歌山県出身、箕島高校の大先輩である東尾さんに対し、吉井監督が胸の内を語る。

――いきなり(監督就任)発表の時に背番号21をつけると言ってビックリした
吉井「ここ最近は内(竜也)が『21』をつけていたが、怪我が多かったこともあるのかみんなつけたがらなかった。せっかく良い番号なので一回自分がつけて、活躍した選手に渡そうかなと」(※東尾さんは現役時代『21』をつけていました)

――じゃあ次は佐々木朗希につけてもらうか!
吉井「彼もそうですが、『21』に見合う投手を育てられるように頑張ります」

――いきなり開幕から連敗したがどんな心境だった?
吉井「(WBCから)帰ってきてからの中日とのオープン戦3連戦でも2つ完封された。ちょっと不安なまま開幕を迎えたら案の定だった感じ。今年はピッチャーで勝っていくシーズンかなと」

――やはり投手陣への期待は大きいか?
吉井「もちろん。佐々木朗希はもちろんとして小島、トミージョン手術開けの種市にも期待している。ベテランの西野もリリーフから先発に回ってくれていて、ここまで上手くハマっている」

――先発陣の構想はWBCに行く前から考えていた?
吉井「行く前から決めていました」

――開幕から3連敗、新監督としてのスタートが悪くて心配した
吉井「ご心配をおかけしました(笑)」

――昨日(西武-ロッテ2回戦、5-3でロッテが勝利)は上手い試合運びだったか?
吉井「投手も良かったが、打者もようやく若い選手が打ち始めてくれたから勝てた。1番の藤原と4番の山口が頑張ってくれた」

――松井(稼頭央)も可愛いし、同郷のお前も可愛いからどっちも応援しちゃうな
吉井「番組的にライオンズ贔屓してもらって大丈夫ですけど(笑)、応援してもらえたら嬉しいです。頑張ります」

――実は家が本当に近く。近くの神社の階段を走ったのが懐かしい
吉井「実は東尾さんがやられてるのを真似しました。180段、今でも走ったのを覚えています」

――佐々木朗希の起用法に関して気を付けていることは?
吉井「これまで1年間出続けた経験が無い分、上手く休ませないと持たないかなと」

――そろそろローテーションに組み込んでも良い体つきになってきたと思うが?
吉井「大分ガッチリしてきた。今年は中6日を考えているが、球数は多くしないように心掛けている」

――球数を気にするのはやはり強いボールを投げるからか?
吉井「その部分がかなり大きい。腕もしっかり振っているし、体つきと球を合わせて考えると怖くなってしまう」

――千葉マリンの風でフォームを乱したり、逆に変に意識してしまったりすると思うが?
吉井「彼は体のバランスを整えるのが本当に上手い。マリンの風も利用して投げている時もある。四球を出さないし、だからこそ完全試合も達成できたと思う」

――彼自身スピードに対して自信を持っているように見えるが?
吉井「間違いなく持っていると思う。もしかしたら、まだ本気で投げていないかもしれない」

※インタビュアー:東尾修さん

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