村上信五くんと経済クン「文房具と経済 2023春!」
毎週土曜朝9時~放送している「村上信五くんと経済クン」。
3月25日(土)の講義は、もうすぐ新年度!新学期!ということで「文房具と経済」。
講師に、文房具に年間200万円を費やしたことがある文具ソムリエールの菅未里(かん・みさと)さんをお迎えして、新社会人や新入生におすすめの「仕事や勉強が楽しくなる文具」を7つ教えて頂きました。
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【不景気の今、文具業界は?】
文具業界も今厳しい状況が続いている。2021年度の市場規模は前年度に比べて2.0%減った。コロナの影響で在宅勤務が増えオフィス需要が減ったのが主な原因。ただ、おうち時間が増えたことで、クレヨンや絵の具などの画材道具は注目されている。またオフィス需要も回復しつつあるので明るい兆しはある。
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【今年の文房具のトレンドは?】
キーワードは“色”。特に今年はニュアンスのある色が増えて、カラーバリエーションが全体的に増えている。
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【新社会人&新入生におすすめの“仕事や勉強が楽しくなる文房具”ベスト7!】
⓵ゼブラ「サラサナノ新色スモークカラー」
ボディがパステルカラーのペン。実際に書いてみても、インクがスモーキーで薄い。それがポイント。黒いインクでメモしてしまうと、会議中などでも他の人に見えてしまう。周りにはあまり読まれたくないようなことを書く時に使うと良い。
⓶クツワ「マステノリボンボン」
マスキングテープを切る時につけるテープカッター。旗のような形やギザギザなど、少し変わった形にカットすることができる。
⓷コスモテック「wemo」「wemoペン」
見た目は靴べら。もしくはつくねをのせて鍋に滑らせる竹の土台。(村上さん談)wemoとは「ウェアラブルメモ」。罫線が入っていて、油性ボールペンで書くと消しゴムで消せる。そして身に着けることができる。ポンと叩くと腕に巻き付けることができる。手の甲に字を書いている看護師さんの姿から発想を得て作られたもの。水に濡れても消えないので、水回りの仕事をしている人にもおすすめ。5年前に出たものだが、wemoに取り付けられるタイピンのような形のボールペンが去年発売となり、再注目を集めている。
⓸リヒトラブ「myfaシリーズ」
推し活専用文房具のシリーズ。様々な形のポーチだが、表紙が透明になっていて“推し”のアクスタを入れたりすることができる。カラーバリエーションも豊富でメンバーカラーで使われることの多い8色展開。この日は村上さんのメンバーカラーである紫色のものを持ってきてくださった。そして、こちらは白の1色展開だが、うちわケースもある。うちわと一緒に銀テープやコンサートチケットも入れることができる。うちわが斜めにならないように、柄の部分がしっかり下になって入るように固定できるようになっている。
⓹田丸印房「評価印」
「なにサボってんねん」がサボテンの絵柄だったり、ダジャレになっている。評価印というと真面目なものが多いが、独創的でジワジワ来るデザインの評価印になっている。
⓺クツワ「ワンハンド単語カード」
長方形の紙にリングがついているものだが、表紙の部分に人差し指を入れる厚紙のパーツがあり、親指でカードの削れた部分をひっかけていくと片方の手だけでめくることができる。カードの角はくぼみと出っ張っている部分が交互に来るのでめくりやすい。電車でつり革を握ったままでもめくることができる。
⓻ケンエレファント「文具ミニチュアマスコットvol.5」
文房具を小さくしたキーホルダー。誰もが一度は見たことのある、使ったことのある文房具を小さくしてみた。こちらは菅さんが監修しているもの。商品の後ろ側まで細かく再現している。
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【菅さんにとって文房具とは?】
「人と人をつなぐもの」。実用品としてももちろん大切だが、みんなが使うものなどで会話の糸口になる。
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1年前につづき菅さんにお越し頂きましたが、文房具は日に日に進化を遂げているんだな…と感じました。そして、やっぱり文房具は楽しい!!何歳になってもワクワクしますね。村上さんも楽しそうに一つ一つ手に取っていらっしゃいました。もうすぐ新年度!文房具を新調して気分も新たに頑張っていきましょう!!
坂口愛美
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この記事の番組情報
村上信五くんと経済クン
土 9:00~10:00
「経済初心者」の村上信五が、ゲストの方に教えを請いながら 「お金」に強くなってゆく番組です。 「お金持ち」しか持っていない情報を イチ早く皆さんに提供できるよ…