岸田首相「うまい棒の箱」でキーウに「しゃもじ」贈る
3月24日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが岸田首相のウクライナ訪問について意見を交わした。
スナイパーなら一発?責任者を問いただす必要がある
松野博一官房長官は23日午後の記者会見で、ウクライナを訪問した岸田文雄首相が、ゼレンスキー大統領への贈呈品として、首相の地元名産のしゃもじと折り鶴をモチーフにしたランプを持参したと明らかにした。松野氏は贈呈品の選定理由について「ロシアによるウクライナ侵略に立ち向かうゼレンスキー大統領への激励と平和を祈念する思いを伝達するためだ」と説明した。政府関係者によると、しゃもじは広島県の宮島産で、「必勝」の文字と「岸田文雄」の署名が入っている。ランプは広島の焼き物「宮島お砂焼き」によるもの。
しゃもじは「敵を召し(飯)取る」との意味で、験担ぎにも使われている。日清・日露戦争では戦場に向かう兵士が多くのしゃもじを奉納したといわれている。
「しゃもじに関して思い出したんですが、高校を卒業して1年間代ゼミに通った時、秋にしゃもじを配ってましたね。」(内藤氏)
「代ゼミでは?」(寺島アナ)
「ええ、「合格を召しとる」みたいな意味で。また、しゃもじについては、日清戦争では広島が大本営でしたから、多分そういった含みもあるんだと思います。」(内藤氏)
ウクライナ訪問を終えて日本に帰国した岸田首相に対し野党側は安全対策や危機管理などに問題がなかったのか正した。岸田首相はウクライナ政府と慎重に事前調整を行ったとして安全対策や危機管理に「問題なかった」と強調。野党側は経由地のポーランドで列車に乗り込む岸田総理の姿が複数のメディアに撮影されたことについて、スナイパーであれば一発で狙われていたと指摘した。
「安全対策や危機管理について、どう思われますか?」(寺島アナ)
「野党はちゃんと総理のウクライナ訪問に協力したんですかね?それとは別に、情報が漏れて写真を撮られ、しかもTwitterではリアルタイムに今どこにいますみたいなことが出ちゃったのはまずいです。無事帰ってきたからいいですけれども、責任者を問いただす必要があると思います。」(内藤氏)
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