週休3日制で仕事のスピードも業績も上がる!?

週休3日制で仕事のスピードも業績も上がる!?

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3月23日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「これからの働き方」をテーマにお届けした。

西川あやの「いま国内外で週休3日制を導入する企業が増加しています。休みを増やすと従業員の仕事もスピードアップ、離職者も減り、企業の生産も上がる、というイギリスの研究が注目されていると。及び腰だった企業でも検討が進められているんです」

入山章栄「この研究、ウォール・ストリート・ジャーナルとか海外のメディアでも注目されていたんですね。イギリスで政府が実験したんですよ。いろんな企業に週休3日制を入れてもらった。何が起きたかというと、実験が終わったあとも週休3日を続ける、と決めた会社が92%。全然こっちのほうがいいね、となったらしいんですよ」

西川「48%の企業が生産性アップして、62%の従業員が、仕事のスピードがアップしたそうなんです。だから取り入れることにしたんですね。週休2日制、まだ日本になじんでいると思うので歴史を見ていきましょう。会社の週休2日制は1965年、松下幸之助がいまのパナソニックで始めたそうで。ほかの企業が導入し始めたのは80年代に入ってから」

入山「やっぱり偉大な経営者ですね。有名な名言で、あなたは何を作っているんですかという取材に『私は人をつくっているんです』と答えた。会社って人でできているから、社員を大事にすべきだと」

西川「それまでは日本企業、日曜だけお休みの週休1日制で」

中田花奈「そんな時代があったのか!」

西川「松下幸之助が週休2日制を導入し、イギリスの研究結果から、週休3日制という案が出てきているわけですね。最近選べる企業も増えていて、パナソニックホールディングスは今年の2月、週休3日、4日の働き方も選べる柔軟な勤務制度を本格的に導入しました」

入山「日本でも始まっているんだ」

西川「週休3日は1日の最低労働時間を撤廃するため平日を1日休みにする代わり勤務日の労働時間を長くして給与を維持する。週休4日は月間の労働時間を短縮するため給与は維持できない」

入山「週休4日? ということは働くの3日ということ!?」

西川「そうしたらお給料は下がると」

中田「でも選ぶ人は副業している人でしょう?」

入山「それはあるだろうね」

西川「どっちがいいか、ということでしょうね」

このあとはそれぞれの休み形態や、その過ごし方を語り合った。三者三様の内容で、詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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