ISSリアライズ担当者とDXについて考える!
3月13日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、先週に引き続き、ゲストに株式会社ISSリアライズ 総務部情報技術グループの西脇一憲さんをお迎えして、DX、デジタル化という視点で取り組んでいることなどについてお話しいただいた。
文化放送・松井佐祐里アナ「DX、デジタル化という視点で取り組んでいることは何ですか?」
株式会社ISSリアライズ・総務部情報技術グループ西脇一憲氏「業務プロセス自体の再構築です」
L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えてください」
西脇「DX、デジタル化というと、電子化だったり、ツールを導入するといったイメージがあるんですけど、情報技術グループの視点からするとツールを導入して喜ばれることは珍しいんですね。何か問題があると、アナログだと難しいからデジタルにと選択的に選ばれることの方が正しい選び方だなと思います。DXという以上何かしら変革という要素が出てこなければならないと思っているんですけど、そうするとプロセスそのものとか、そもそもという部分が大事になるんじゃないかと思っています」
松井「いつ頃からDX、デジタル化に取り組んでいますか?」
西脇「1999年に会社の肝となる商品検索システムがリリースされたことですね」
松井「それまで商品検索システムみたいなものはなかったんですか?」
西脇「なかったです。営業マンが活動した結果は営業の頭の中にあるだけで、それをデータ化する、いつでも使える状態にすることによって、スピード感を大きく変えました」
松井「DX、デジタル化を推進していく中で感じる壁や課題はありますか?」
西脇「DX というものは言葉としても何?ってなりますし、DXって結果のことだと思います。これをやったらどうなるの?というところは、やはり想像で伝えるしかないところがあります。そうすると、あなたの仕事がこんな風になりますとイメージとセットでお伝えしないとと伝わらないんだろうなと思います」
松井「実際に、これどうなるの?といった声はいろいろ聞いてきたのですか?」
西脇「圧倒的にその方が多いですね。究極はDXという言葉を使わずに、やろうとしていることを伝える、それはいいねとなる、結果的にそれを他の人がDXと呼ぶ、というのがちょうどいいんじゃないかと思います」
「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…