70年前に文化放送の苦境を救った伝説番組『S盤アワー解体新書』3月28日(火)午後5時45分から放送

70年前に文化放送の苦境を救った伝説番組『S盤アワー解体新書』3月28日(火)午後5時45分から放送

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文化放送は、3月28日(火)午後5時45分から、文化放送開局記念スペシャル『S盤アワー解体新書』を放送します。

この番組は、2022年3月31日(開局記念日)より実施してきた開局70周年企画のフィナーレとして3月27日(月)から3月31日(金)期間展開する「開局記念ウィーク」の特別番組の一つとしてお届けするものです。

70年前となる1952年3月31日、文化放送は東京で2番目となる民放ラジオ局として開局。当時出力はライバルのラジオ東京の5分の1しかなく、営業的にも厳しい状況の中、開局と同時にスタートした音楽番組「S盤アワー」が大ヒットし、ラジオの洋楽番組の歴史に残る番組となりました。

開局当時の伝説的人気番組としてその存在を知られながら、その誕生の経緯や、人気番組に至った理由は、これまで紹介されることはありませんでした。

今回の特別番組では、当時を知る関係者への取材や同局に遺された資料をもとに、「S盤アワー」の様々な謎の解明に挑みます。

番組を作ったビクターのプロデューサー小藤武門氏の狙い、番組DJになぜ帆足まり子氏が抜擢されたのか、そしてS盤アワー終了後の知られざる彼女の第2の人生について、さらには良い音質で聴かせるためレコードではなく空輸したマスターテープで放送していたなどの制作秘話も紹介するほか、「S盤アワー」当時の放送音源や開局45年、50年時の帆足まり子氏の肉声など貴重な音源も交えてお届けします。番組では水谷加奈アナウンサー、西川あやのアナウンサーら現役アナたちによる「S盤アワー」の再現にも挑戦します。

■取材協力およびご出演頂いた方々(順不同)
 ・三村秀次郎氏(日本ラテンアメリカ文化交流協会会長・帆足まり子氏の夫)
 ・鈴木道子氏(ミュージックペンクラブジャパン前会長・元文化放送アナウンサー)
 ・浮田周男氏(ラジオディレクター ラジオ関東ディレクターとして数多くの洋楽番組を担当)
・津久井洋氏(元構成作家 文化放送「ユアヒットパレード」を担当)ほか

「S盤アワー」
1952年4月2日(水)午後9時45分~に放送開始(~1969年10月1日まで放送)。当時洋楽には寛容な編成方針だった文化放送が本格的な洋楽番組として放送し、若者をはじめ音楽ファンがラジオにかじりつき聴いた洋楽の教示的番組。番組DJは帆足まり子。

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