一度休職して復職した職場だけど出社するのが辛い…そんな時どうする?中元「自分にとって健康的に働くっていうことに重きを置いてみるのもいい」
『中元日芽香の「な」』が、3月6日(月)午前7時に更新され、「ちょっぴり長電話」のコーナーでストレスや人間関係がきっかけで体調を崩ししばらく休職をしていたというリスナーの今の仕事を続けるかどうか悩んでいるという相談に親身に答えた。
今回のお悩みは次のようなもの。
相談者「私の悩みは、今の仕事を続けるかどうかです。私は今社会人2年目なのですが1年目の際に仕事のストレスや人間関係がきっかけで体調を崩し、しばらく休職していました。その後別の部署に復帰して、なんとか1年間仕事を続けることはできたのですが、日々自分の心身と相談しながら何とか過ごしている状態です。そんな毎日が辛いので転職をしたいのですが、ここは小さな頃から憧れていた業界であることや、復帰後の部署の上司たちは心身をとても気遣っていただいていること、まだ社会人歴が浅いことなどを考えるとどうも転職に踏み切れません。日々を乗り切るアドバイスなど、いただけたらうれしいです」
心身の不調をきっかけに休職し、復職したはいいものの体調と相談しながらの仕事が辛く転職を考えているという。相談者は、自身の不調について気付いたきっかけを次のように語った。
相談者「今まではすごい元気に生きてきたので、自分の不調もよくわからなくて、なんでこう毎日不安なんだろうみたいな状態だったんですけど、それこそ中元さんの本を購入して読んでたら、自分と一緒かも…!みたいに思って。休んだのは良かったなと思います」
中元「じゃあ今までたとえば学生時代はそういった忙しさとかストレスが不調につながるっていうのはご自身でも経験がなくて、でも、いざ自分に起こってみるとなんか説明できない不調とかありましたかね?そんな時に中元の本を読んでいただいたということで。これかも…!みたいになって。休職っていう決断に至るまでに何かちょっと背中を押すことができたんですね」
中元は相談者と会話する中で心配だと感じるところがあると語る。
中元「なんだか私がお話していて心配だなって思うところは、やはりこう体調面、心身のところで、今の会社にいてしんどいなみたいな日が続くのであれば、転職することで事態が好転することもあるかもしれないし、またはお話を聞いていると今の部署ではいろいろ気を遣ってお休みを取りやすくさせていただいてるっていうのもあったりしたので、どちらがいいのかなっていうことはお話聞いていて思います」
また、出社するのもきつい日があると語る相談者の話を聞いて、中元は仮に体調が良くなった際に相談者がこのままの仕事を続けていられるかという質問を投げかける。
中元「ではトータルで考えると今の会社に長くいて、体調がだんだん良くなってきてっていう未来ってどうでしょう。考えられそうなのか?それとも、今の会社にいる限り難しいのかな?とかってなんとなく感覚としてありますか?」
相談者「長くはいられないかなみたいに思います。なので、どこをリミットとするかみたいな」
中元「お気持ちとしては、いつか別のとこ行くぞっていうのは結構決まっていて、ただこうタイミングとして、まだちょっと早いかなとか、いつまでいようかなっていうところが悩みどころだったりするんですね。いや、今が入社して丸2年ということなので、まだまだお若いんだろうなっていうふうに想像していて、そうなってくると体調面ってこれから先お仕事を続けていく中でもそうですし、休日も含めて体が資本とはよくいいますよね。なので今の会社じゃなくなることで、みるみる元気になってきたってことが期待できるのかな…。3年とかって転職市場では確かに聞く数字ですけれど、自分にとって健康的に働くっていうことに重きを置いてみるのもいいんじゃないかなっていうふうに思いました。今の会社で3年以内で転職される方っていうのは、情報として聞きますか?」
相談者「そうですね。ありますね。」
中元「なるほど。では、あと1年辛抱するかって考えると、2023年が辛い時間になってしまうのは私はちょっと心配なので、もちろん予定は変更があってもいいと思いますけれど、目安としていつぐらいには、移りたいなとかちょっと情報を集めて、転職活動をぼちぼち始めてみようかなっていうふうに考えることで、今の日々のお仕事の逃げ道にもなるかもしれないなっていうか、いつか辞めてやるんだから!ってふうに思えると、そこの会社で結果出さなきゃって思いすぎず気楽に、それでなんか転職したらみるみる体調良くなってきたわっていうことも期待したいですしね」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。