川崎鷹也がミュージシャンになったきっかけは『高橋優』!?
2月28日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」にミュージシャンの川崎鷹也さんが登場!プライベートでも仲がいい2人の、トークでのセッションが繰り広げられた。
高橋優「鷹也君が初めて人前で歌を歌ったきっかけとなったのは?」
川崎鷹也「高校3年生の文化祭で、今ブースの外にいるマネージャーと歌ったのが最初で、彼は元々芸人なんですよ。芸人を目指して同じ高校から東京に出て来るんですけど、『東京さ行ぐ前に、人前で歌わなきゃダメだんべ』って言って……栃木なんですけど」
高橋「栃木弁なんだ、今のは(笑)」
川崎「2人で文化祭で、『366日』っていう歌を歌ったんです。それが東京に出て来るきっかけなんですけど、でも、音楽でメシ食えるかわかんないし、そもそも音楽をやるかどうかもって時に、きっかけとなったのは……何を隠そう、高橋優君なんです!」
坂口愛美アナ「おーっ、そうなんですよね? それは、どういう状況でどういうことが起こったんですか?」
川崎「栃木って、僕が住んでたところが田舎ってこともあって『就職するか、大学行くかの二択!』みたいなところだったんですけど、10年後の未来が見えてしまって、『これはダメだ』と。で、音楽は好きで、優君の歌はもちろん好きで、より多く聞いていたのが『少年であれ』で。この曲を聴いた時に、『いや、これはやりたいことやるしかねーな。明日には流行りは古くなってしまう。じゃあ、東京さ行ぐべ!』って、その足でお母さんんに『オラ東京さ行きてーんだ』って……それで出てきました」
高橋「ちょっと吉幾三感が出てますけど(笑)、このエピソードを色んなところで話してくださるんですよ。ありがたい!」
坂口「で、そこから高橋さんと『初めまして』で会ったのは?」
川崎「ラジオですね。ラジオの番組にお呼びいただいて」
高橋「僕が1人で喋ってるラジオ番組があって、そこにゲストで来ていただいたのが最初なんですけど、そのきっかけとして僕が主宰している『秋田キャラバンミュージックフェス』に出ていただきたくて。そのオファーもさせてもらってたと思うんですよ。ただ、それがコロナ禍の2020年で。でも、出来ればやりたいっていう想いの中で、やれるなら鷹也君に出て欲しいと。でも想い叶わず、開催出来なかった。で、『ラジオで喋ったっぱなし』っていうか、それで終わってたんだけど、去年、2022年にようやく『キャラバンフェス』を開催させてもらった時に、3年ぶりの沈黙を破って、2日間やるフェスの1番最初のトップバッターで、鷹也君に歌ってもらったんです。鷹也君から『秋田キャラバンミュージックフェス』が復活したんですよ!」
川崎「シビれる~っ!(笑)」
高橋「彼、見た感じシュッとしてて痩せててさ、眼鏡かけてるからさ、ちょっと気が弱そうな感じ……のび太君みたいなイメージ持ってる人もいるかも知れないんだけど、中身全然違ってて、色んな意味で。ラジオで言えないぐらいヤバヤバな青年なんですけど、そのフェスってそれこそファンキーモンキーベイビーズさんとか、C&Kさんとか、くるりさんとか、トラック使ったり、バンドサウンドで演奏されたり、ゴリゴリな人たちが出てくれるんだけど、その中で、演奏時間ギター1本だけで演奏しきって、お客さんをバンバンに盛り上げてくれて、ステージを降りてったんですよ。それがもうね、めちゃめちゃカッコ良くて。ミュージシャン川崎鷹也は、喋ってる川崎鷹也とは別人のパワーがある」
川崎「嬉しいですねえ、これは」
そんな川崎さんから、実は高橋さんに「言いたいこと」があるそうで……。
川崎「飲みの場で色んな話をするんですよ。音楽の話もプライベートも、僕の家族の話もする中で、ホントにこの世界に引っ張り込んでくれたのは優君だと。貴方のお陰で……いや貴方のせいで、この世界に来て色んな地獄を味わって、今に至るんだから優君に責任を取ってもらいたいという話を、2人で酔っ払いながらしてて、その形として、『アコギ(アコースティックギター)をくれ』と言ったんですよ。そのアコギを早くください(笑)」
高橋「あっ、そっか~っ!なんだ、俺、台本にそれ書いてくれてたら持って来たのに!いや俺何言われんのかな~って思って!(笑)」
この後も、高橋さんと川崎さんがよく似ているという話や、川崎さんが映画に初出演した話など、和気あいあいと楽しいひとときになった。
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