「天才」はどうやって育つのか?最年少でCDデビューしたピアニストがメンタルの強さを明かす
日本のピアニストとしては史上最年少の10歳でCDデビュー!中学生の時に邦丸アナの番組にお招きし、現在大学生になった,ピアニストで作曲家・編曲家の奥田弦さんが、2月27日のくにまる食堂にご来店。スタジオで生演奏を披露してもらった。
邦丸「今日は生演奏を12時台に予定してたんですが、もうキーボードの座ってもらってるんで、なんか弾いてもらえます?」
――さらりとピアノを弾く――
邦丸「こんな感じです。初めてという方もいらっしゃると思うんで、これまでの音楽活動を振り返りたいと思うんですが、奥田弦さんが初めてピアノに触れたのが3歳のとき。」
奥田「はい、赤いおもちゃのピアノってあるじゃないですか。あれを指一本でチューリップを弾いてたそうです。2~3歳ぐらいの話なので記憶がないんですけど、親から聞きました。それからキーボードとかを弾き始めて、テレビでCMや番組のテーマ曲が流れてくると、両手で弾きながら歌ったりとかしてたらしいです。」
邦丸「それで作曲も始めて、ライバルがモーツァルトだったって?」
奥田「(笑)当時僕は5歳で「アマデウス」っていうモーツァルトの一生を描いた映画を見て、「こいつが5歳で作曲をやってる。じゃあ自分もやろう」って。(笑)」
邦丸「すごいのはピアノも作曲も先生が付いてないんですよね。」
奥田「小学校の頃にだいたい3ヶ月ぐらい習って、ちょっと自分には合わないなっていうことで、それ以来ずっと1人でやってます。」
邦丸「その頃から多くのメディアに取り上げられて、いつしか天才とよばれるようになります。そして日本のピアニストとしては史上最年少の10歳でCDデビュー。5歳から本格的にキーボードをいじり始めて5年でCDって、めちゃくちゃレアな状況だよね。」
奥田「そうですね。しかもレコーディングしたのは9歳でした。」
邦丸「(笑)天才って言われることはどう思ってたんですか?」
奥田「自分はメンタルがめちゃくちゃ強いんで、もう「天才です」って言い張って、それに恥じないように練習したり、それに見合うように頑張ったりしてました。当時からずっと「天才だ」って自称していましたね。 多分周りから見たら、なんて生意気な子なんだみたいに思われてたかもしれないです。」
こんな奥田さんに番組随所で生演奏をリクエスト!天才が奏でるピアノの調べは、是非radikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
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