「食品値上げ」は悪い面だけじゃない?給料アップも期待したい

「食品値上げ」は悪い面だけじゃない?給料アップも期待したい

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2月24日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが食料品の値上がりについて意見を交わした。

ここで賃金が上がればいい流れになる

食品の価格が店頭の値札以上に上がっている。店頭価格は2022年10〜12月に前年同期比4.0%上昇したのに対し、内容量の減少を考慮した実質的な上昇率は5.9%になる。単純な値上げは消費者離れにつながる可能性もあり、内容量を減らし価格を据え置く「実質値上げ」が増えているためだ。消費者の節約志向が一段と高まりそうだ。

「食品の高騰なんですが、内藤さん実感はありますか?」(寺島アナ)

「私の住まいから80歩いたところにあるコンビニがリニューアルして、おにぎりとかが感覚的に小さくなった気がするんですよね。お弁当とかの値段も、同じ商品じゃないんでしょうけど、なんか全体的にちょっと上がってる気がするんです。前こんな値段だったかな?って思いましたね。」(内藤氏)

2022年10〜12月は店頭価格が上昇する一方、内容量は2.6%減少した。158品目のうち9割に相当する142品目で内容量あたりの価格が上がった。プロセスチーズは13.1%、スナック菓子は12.6%高く、店頭価格の上昇率を3〜4ポイント上回った。カルビーは6月、ポテトチップスを値上げする。2022年1月と9月に続く3回目の価格改定だ。消費者の節約志向が一段と高まりそうだ。

「この値上げがいいとは言わないんですけど、今までデフレで物の値段が上がらなさ過ぎたところがあります。それを脱却するということは、少しずつお給料も含めて全部が上がってかなければならない面がありますから、耐えられる範囲であればしょうがないですね。」(内藤氏)

「これで賃金が上がっていけば、いい進み方になっていくんでしょうね。」(寺島アナ)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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