発達障害とは?
自分も発達障害かなと思う人が増えているという。2月7日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」は、筑波大学の佐々木銀河准教授にわかりやすく解説してもらった。
小島慶子「自分も発達障害っぽいのかな?グレーゾーンかな?っていう人が増えているそうですね」
佐々木「そうだと思います」
大竹「あっ、そう」
佐々木「発達障害っていう言葉が本当に色んなところで知られるようになって、例えばADHDも簡易的なチェックリストがインターネットで調べると出てきます。そういうのを見て発達障害なのかもって思って専門医のところに行かれる方が増えてきたような気がします」
大竹「そう」
佐々木「一方で気付き方が人それぞれで、例えば “コミュニケーションが苦手”だっていう場合にコミュニケーションが苦手だと本人が思ってなくても周りが感じているケース、食い違いになかなか気付けない方もいます。障害の特徴によって気付かれやすさっていうのが違うんだろうなと思います」
大竹「でも、もし私が今さら、この歳になって発達障害だって言われても…」
小島「大竹さんがもし今、何かすごく困り事があって辛いな、どうにかしたいなって思ってなければ、大竹さんは大竹さんらしさがあると思って生きていければいいんじゃないでしょうか?」
佐々木「発達障害って元々の定義からいくと『そういう特徴があります』っていうことだけを言ってるものなんです。それが障害になるのは、その方が苦しんでいたり、社会の求められる環境とうまく合わなかったりして、調子を崩してしまったりする場合に“障害”となります。例えば私も忘れっぽかったりするんですけど、別に仕事はできていて生活に不自由を感じないということであれば、それは“障害”とは呼ばないのかもしれませんね」
大竹「なるほど」
佐々木「ただ苦しんでいる方は相談することによって何かきっかけが掴めるといいなと思います」
この他、番組では佐々木銀河さんが発達障害についてわかりやすく説明してくれています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
佐々木銀河さんは番組の「大竹メインディッシュ」のコーナーにご出演です。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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