埼玉西武ライオンズ ドラフト3位ルーキー野田海人選手インタビュー!
2022年ドラフト会議でライオンズから3位指名を受けて入団
プロ生活をスタートさせた野田海人捕手。1月13日にお話を伺いました。
Q:プロ野球選手になった実感は
A:環境もですし、プロ野球選手になって厳しい世界というのは判っているので、自分がどう勝ち抜くかは自分に掛かっているので、この新人合同自主トレ期間はけがをしない事を目標に頑張っていきたいと思っています。
Q:自分はこういう野球選手ですという自己PRをお願いします。
A:スローイングの良さがウリなので、そこを生かしたキャッチャーのフットワークやスローイングを生かしたキャッチャーというのがアピールポイントです。
Q:野球を始めたのはいつですか
A:小学4年生です。
Q:少し遅めですがそれまでは何をしていたんでしょうか。
A:特にスポーツはやっていなくて、書道をやっていました。字が上手くなるように書いていました。
Q:そこから野球を始めたきっかけは
A:いとこが野球をしていて、その試合を見に行った時にやってみたいなと思って。両親は陸上をやっていました。お母さんが円盤投げでお父さんが走り幅跳びの選手でした。
Q:捕手になったのはいつからですか。
A:中学2年生の終わりからです。同級生のキャッチャーの子が辞めてしまい、スローイングが良かったのもあって、当時の監督さんからキャッチャーやってみないか?と勧められて始めました。それまではサードでした。
Q:高校に入ってからはピッチャーも経験されました。プロでもピッチャーをやりたという思いは。
A:ないです。一度投手をしていて肘を壊したこともあったので、ちょっと怖いというのもあります。自分はスローイングがウリなので、これ以上痛められない、違う事はできないという事を高校時代の監督とも話して捕手一本でやりたいという話をしました。
Q:投手時代の経験から、いいキャッチャーはどういう選手だと思いますか。
A:自分がピッチャーしていて思ったのは、ジェスチャーが大きいキャッチャーが投げやすくて、構えとかはあまり気にしないので、「思い切り腕振ってこい」など大きく腕を振るジェスチャーがあるキャッチャーの方が投げやすかったです。
Q:それも踏まえてどういうキャッチャーを目指していきたいですか。
A:信頼されるキャッチャーというのを目指していて、目標でもある甲斐拓也選手(ホークス)のようなキャッチャーになりたいと思っています。各ピッチャーの良いところを引き出すのが上手いキャッチャーになりたいなと思っています。
Q:ライオンズの投手陣で特にボールを受けるのが楽しみな選手は
A:平良投手です。テレビなどで見ていても160km/hを超えるまっすぐというのをプロ野球選手になって経験してみたいのもあって、早い球をとってみたいです。
Q:今まで取ったボールで一番早かった球は
A:152km/hが一番早かったです。今まで高校生の球しか取ってきていないので、それ以上は最初は取れないと思います(笑)
Q:捕手というと配球も重要だと思います。どのような練習をしてきましたか。
A:自分の高校の監督さんが元西武の方(楠城徹監督=1974年~80年ライオンズに在籍。捕手)で、配球の事は口うるさく言われていて、「ピッチャーが打たれたらお前の責任や」という事を言われていて、迷ったときは外のまっすぐで勝負しろということを言われていました。高校生だと自分から遠いところが力が伝わりにくい、高校生は引っ張る傾向があるからなんとかなる。という事は言われてました。
Q:キャッチャーの面白さと難しさは
A:面白さは自分が試合の流れを作れる、自分の目線から8人の選手が見えるので、人とは違う見方で野球ができて、自分の配球で野球を進められるので、打たれた時は悔しいですが、抑えた時は嬉しいです。難しさはやっぱり配球で、配球が上手くいかない時は面白くないですし、うまく行けば面白いのでそこが一番難しいです。
Q:高校時代はキャプテンも。どんなキャプテンでしたか。
A:自分の結果・成績よりはチームの勝ちを優先していました。自分が調子悪くて落ち込んでいたらチームも負けムードみたいな感じになってしまうので、自分が打てなくても味方がどうにかしてくれると、信じてチームの勝ちを優先してやっていました。
Q:キャプテンの経験をどう生かしていきたいですか。
A:キャッチャーというポジションでもあるのでここから経験を積んでチームをまとめられる選手になれたらいいなと思っています。
Q:「海人」という名前の由来は。
A:海のような広い心を持った人になりなさいという思いを込めて、両親が海が好きという事もあって、3兄弟全員「海」という字が入っていて、自分が長男、次が「七海(ななみ)」一番下の弟が「海音(しおん)」です。
Q:ライオンズファンの皆様へメッセージをお願いします。
A:ドラフト3位で入りました野田海人です。持ち味でもあるスローイングを生かして日本球界を代表するキャッチャーになるのでこれから応援宜しくお願いします。
インタビュアー=文化放送・長谷川太アナウンサー
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Information
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毎週火曜日~金曜日
17時50分頃から
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」内で放送中!
野田海人選手のインタビューは1月17日、18日に放送。
radikoのタイムフリー機能なら放送1週間後までお聞きいただけます。
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