佐藤利明、特撮の歴史語る!
1月18日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、娯楽映画研究家でオトナの歌謡曲プロデューサーの佐藤利明さんが出演。“あの時この特撮があった”をテーマに佐藤さんに特撮について熱く語っていただいた。
野村邦丸アナ「今日は佐藤さんと“あの時この特撮があった”をテーマにお送りします。特撮というと特殊撮影」
佐藤利明「そうですね。円谷英二監督が昭和29年に撮ったゴジラから。怪獣ものと特撮ものが並行してスクリーンでわっとなった。それがTVの時代になって、昭和33年に実写のヒーローもの、月光仮面が始まり、そこから少年ジェットとか少年映画の時代に。一方で円谷英二さんが東宝でたくさんの怪獣映画、特撮映画を撮りながら自ら円谷プロを立ち上げたのが昭和38年」
邦丸「東京オリンピックの前」
佐藤「円谷さんがTVに進出しようということで最初に作ったのがウルトラQ」
邦丸「ウルトラシリーズの一番最初」
佐藤「昭和39年にクランクインして放送したのは、昭和41年の1月。約1年半近い製作期間を経て丁寧に作ったもの。東宝映画がブラウン管に出てくるわけでしょ。毎週新しい怪獣がTVで見れるというのは大変な衝撃だったんです」
邦丸「その後、ウルトラマン、ウルトラセブンとか、ヒーローがいるわけですよね。ただ、最初のウルトラQって、俺が小学校のころ見てて、やたら怖かったのを覚えてるんです」
佐藤「X-ファイルのように、難事件に取り組んでいく探偵もののバリエーションだったんです」
邦丸「それで特撮だった」
佐藤「1話に出てきたゴメスなんて、ゴジラに角を付けて、体毛生やして、ゴジラの着ぐるみ借りてきた。ゴジラがTVに出てくるわけです。このインパクト」
邦丸「懐かしいね~ゴメス」
そしてこの後、佐藤利明さんが選曲したたくさんの特撮ソングをお届けした。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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