見事三冠を達成し退任を発表した駒澤大学・大八木弘明監督「選手たちは本当に凄いと思った」～箱根駅伝への道～

 

 

史上5校目の大学駅伝三冠を達成した駒澤大学の大八木弘明監督に胴上げされた時の気分を訊くと「本当に選手たちは凄いなと思ったし、嬉しかった」という。ただ、12月にエース田澤廉（4年）ら数名が新型コロナウイルスに感染しチームの状態は万全ではなかった。そのことについて大八木監督は「田澤や花尾（恭輔、3年）が体調を崩したのは大きかった。選手たちも多少動揺していたが、感染してしまったのはしょうがないという気持ちで一人一人が自覚を持ってくれて、一人一人が自分がやらなければという気持ちに変わっていった」とのこと。

大八木監督はレース前「キーになるのは1年生」と言っていた。そんな中で5区に起用された山川拓馬選手（1年）は区間4位。6区に起用された伊藤蒼唯選手（1年）は区間賞の活躍を見せた。そんな1年生の活躍に大八木監督は「特に山下りは成功した。伊藤は入学してからずっと怪我もなく、ものすごく練習をやってきたし合宿もほとんど参加した。下りを練習させたらいい感じで下れる選手だったし、本人も得意と言ったいたのでこれは賭けてみようかなという思いもあった。そしたら見事にハマった。練習は嘘つかないな（笑）」と嬉しそうに語ってくれた。

見事三冠を獲得し、退任を発表した大八木監督に今後について訊くと「今後は田澤を見る。一緒に練習したいという選手も見ようかな」と教えてくれた。

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箱根駅伝への道 – PodcastQR 文化放送 (joqr.co.jp)