【第99回箱根駅伝】「27分台が3人いるのが当たり前というチームを」青山学院大学・原晋監督 復路終了後コメント
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第99回箱根駅伝。山で苦戦しながらも総合3位となった青山学院大学・原晋監督のコメント。
箱根駅伝を振り返って
「箱根駅伝いろいろ起こりますよ。だから学生スポーツは面白いんですよ。もはや登録メンバー16人全員28分台ランナーは当たり前。そのなかでも27分台ランナーを往路2人、復路1人確実に配置できないと優勝は出来ない。そういうレベルの高い箱根駅伝になってきている。さらには山上り山下り対策をきちっと1年かけてトレーニングをしていかないと『なんとなく得意』なだけでは本番、力は発揮できない。箱根の山の重要性、16人のレベルの高さの必要性。5.6年前に28分台10人揃えるよって言ったら学生みんなきょとんとしていたが、今や当たり前になってきた。今度はもうワンランクアップさせてチームに27分台が3人いるのが当たり前というチームを作っていかなければいけない。ただ我々は上意下達の一方的な指導スタイルをとっていない。より自律を目指すチームの育成を進めなければいけない。ある種その過渡期でもあった大会ではないかなと思う。ここでパワー型の指導スタイルに傾斜させることだけはしたくない。やはり学生スポーツは自ら考え行動するというのが本来のスタイル。原点は忘れちゃいけない。箱根駅伝は学生スポーツ、学生自ら行動できるマネジメントを私は監督として指導していきたい」
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この記事の番組情報
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