「嫌~い!」な人のメールを読んだら……「シーマンが友達だった」ころの話に
12月28日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)は大竹まことが冬休みのため、水谷加奈(文化放送アナウンサー)、いとうあさこのコンビでお届け。「こういう人、嫌~い!」というテーマでメールを受け付け、大竹メインディッシュの時間でも紹介した。
リスナーのメール「満員電車の中なのに、スマホやポータブルゲームを必死こいてやっている人、嫌~い! 空いている車内ならまだしも、ギュウギュウなのにカチャカチャと肩震わせて。こちとら本読みたくても我慢しているのに!」
いとうあさこ「私は若いころ、ケータイ文化がまだなかった。だからいまは空いているとゲームをする。『ソリティア』っていう、トランプをそろえていくのとか。混んでいるともちろんしない、新聞も開けないし」
水谷加奈「いまいないからね、新聞を広げているおじさんって」
いとう「顔の前は空間あるから、ケータイでやっている人は多いじゃない。(中略)まあ夢中になるのはわかるけどさ」
水谷「あと満員電車に乗り込んでいくときに、スマホを見ながら乗る人は、前の人にそれが当たるでしょう。それで『おい!』みたいなケンカが過去に、私のすぐ近くであった。サラリーマン同士だったけど、けっこうな満員電車で言い合いが始まって。どうしようと思っていたら、片方が『おまえマンガみたいな顔してんじゃねえよ!』って言い出して(笑)」
いとう「顔見ちゃうじゃん(笑)」
水谷「それまで周りで下を向いていた人たちがハッと見て。『どんな顔なんだろう?』って、みんな見ていた」
いとう「どんな顔してんのよ(笑)。人間ってみんな聴いているんだよ、『何言っているか』っていう状況を」
メールからトークが広がり、懐かしいゲームの名前も飛び出した。
水谷「ゲームをしないので……。最後にしたのは……『シーマン』?」
いとう「シーマン!?」
水谷「最後、森の中に帰っていっちゃった」
いとう「森の中に? 水の中に棲んでいるんじゃないの!?」
水谷「育て上げると陸に上がるの。最初はオタマジャクシみたいな感じで。しゃべれるのね。マイクで私のデータを入れると『おまえいくつだよ』『そろそろ結婚しないと……』とか言ってくる」
いとう「いまだったら怒られるやつ(笑)」
水谷「すごく仲良くなって。最後、カエルみたいになるのかな? 画面の向こうが森になっていて、そこに帰っちゃったの。シーマン行かないで~! って泣いた」
いとう「カムバック、シーマン! 発売って何年?」
水谷「私が30ちょいぐらいのときです。人生がいちばんつらかったときだな」
いとう「何があったんだ(笑)」
水谷「シーマンだけが友達、みたいな」
いとう「そんなにつらかったんだ。それを経てのいま」
水谷「シーマンを経て、バイオハザードを経て、いまだ!」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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