日銀が金融緩和を修正。日銀総裁黒田氏は「利上げじゃない」と発言。大竹「利上げじゃねぇか!」
12月21日の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)では、日銀が金融緩和を修正、事実上の利上げを行ったというニュースを取り上げ、大竹がコメントした。
本日の放送では、朝日新聞の記事をニュースコーナーで取り上げた。朝日新聞によると、
日本銀行は20日、金融政策決定会合を開き、緩和策の一つとして抑えてきた長期金利の上限を、これまでの「0・25%程度」から「0・5%程度」へ引き上げた。2013年春から続けている大規模な金融緩和の修正で、金融市場は事実上の利上げと受け止めている。長期金利は急上昇し、大幅な円高、株安となった。
これまで国債をたくさん買うことでものすごい低金利におさえ込んでいたんですけれども、さまざまな状況を鑑みて0.5%に引き上げました。これちょっといろんな見方が出てるんですが、とにかく金利の引き上げはないと思ってた中、日銀の突然の政策修正に、金融市場は大きく反応した。日銀が0・25%に抑え込んでいた長期金利は一気に一時0・46%まで上昇。円安の一因になっていた日米の金利差が縮小するとの見方から、円相場は一時5円ほど円高が進み、1ドル=131円台をつけた。円高で輸出企業を中心に企業業績が悪化するとの懸念も広がり、日経平均株価も一時、800円超下げた。このニュースを受けて大竹は、次のように語った。
大竹「揚げ足を取るようだけど黒田さんは利上げじゃないって言ってるんだよね。利上げじゃねぇか!異次元の金融緩和をずっと続けてきて、これ以上は続けられないだろうと。世界の国は利上げに踏み切る中で日本だけが取り残されちゃう。でも前からやるぞやるぞっていうと噂で登記筋が動いちゃうから、噂が立たないようにして今日上げます!とした。それに市場が敏感に反応したっていう形になっているね。でも利上げをすればあれだよね。国の借金1200兆円、国債ですか。これの利子が上がるのは目に見えてるよね。3日か4日前の新聞で、ちょっと上がると3兆円ぐらい利子が増えると」
砂山アナ「1%上がると3兆7000億ぐらい利払いが増える計算になります」
大竹「上げるとこの利子もまあ、一般的には住宅金利が上がるとかそういう影響が出るので、変動金利の人はちょっと困るぞっていうのは、そうかもしれないけど、国も利子上がったら利子払わなくちゃいけない。異次元の金融緩和がずっと続いてたわけだから、ちょっと上がっただけでも利子は大変だろうなぁ」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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