「防災アワー」12月は鈴木純子アナと今年の災害を振り返る！

毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近に、もっとわかりやすく、生活目線でお送りしている番組です。
2022年12月は気象予報士の鈴木純子アナと一緒にお送りします。

今年も日本を襲った様々な自然災害…純子アナと振り返っていきます。
例えば…
異常気象とされた6月下旬～7月上旬にかけての猛暑。
伊勢崎市では40度以上を3日間、東京も6月25日から9日連続猛暑日と記録を更新しました。

8月3日～5日にかけて前線や低気圧の影響で青森・秋田・山形・新潟など記録的な大雨となり、河川の氾濫は10県62河川に及び浸水被害が相次ぎました。線状降水帯の発生で予測を大きく上回る雨量となった所もあり、8月1日～14日にかけて51水系156河川で堤防の決壊や越水などによる氾濫や内水氾濫となりました。

9月17日～20日　台風14号が「大型で非常に強い勢力」で鹿児島県に上陸し、日本を縦断。
9月23日　台風15号により静岡県では記録的な大雨となりました。取水口がふさがれ、静岡市清水区では長い所で1週間以上断水が続きました。
温暖化の影響もあって、雨の降り方は変わっています。
気温が「1度上がる」と、雨のもととなる大気中の水蒸気量は「7％増加」します。　
これからも予測を超えた大雨となり、災害が起きる可能性はどこにでもあります。

地震も…
3月16日、福島県沖で震度6強の地震が発生。
関東地方でも最大震度5弱の揺れを記録し、東京・横浜などでおよそ210万戸が停電しました。
6月19日には石川県で震度6弱の地震が発生。
日本は地震大国、11月だけで震度3以上の地震が20回以上発生しています。
やはり備えが大切です。

12月4日(日）朝5時5分からの「防災アワー」
聞き逃した方は、radikoでお聞きいただけると嬉しいです。

鈴木純子アナとの共著「自然災害から身を守る知恵～気象災害と地震に備える」求龍堂から発売中。
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気象予報士　防災士　気象庁担当記者　伊藤佳子