12月3日 三宅裕司さんのBeautiful Melodies

12月3日 三宅裕司さんのBeautiful Melodies

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12月3日(土)文化放送【Beautiful Melodies~ビューティフル・メロディーズ】
33回目の放送は三宅裕司さんをお迎えしました🎼



三宅裕司さんのBeautiful Melodies~ビューティフル・メロディーズ~

アントニオの歌(虹を綴って) / マイケル・フランクス

三宅 まったく仕事がなく、売れていない時代に多摩テックという遊園地でカラオケ博士という名前で
芝生の客席があるステージで司会をするアルバイトをしていました。
そのイベントの前に幼稚園の運動会がやっていて、その子供たちが一斉に玉入れの球を私に投げだしたんです。
バンバン顔に当たって結局私はステージに出れませんでした。
全て終わり片づけをして、誰もいない芝生の席で大の字に寝転がり
「あぁ俺はこれからどうなるんだろう」と思いながら
綺麗に晴れた青空を見上げ、ステージのスピーカーでこの曲を聴きました。
この曲がかかると辛かったその頃、原点を思い出します。

 

 

《解説》

アントニオの歌(虹を綴って)(英題:Antonio's Song - The Rainbow)は、アメリカ、カルフォルニア生まれのミュージシャン、マイケル・フランクスの代表曲。
彼は、その独特の囁くようなボーカル・スタイルと、ジャジーで都会的な音楽性によって、AOR界のレジェンドとして評価されている。
曲のタイトルにあるアントニオとは、マイケル・フランクスが敬愛するボサノバの創始者のひとり、アントニオ・カルロス・ジョビンのこと指す。
マイケルはジョビンの音楽に初めて触れた時のことを、後に「ジョビンの音楽は、しばらく住んでみたいと思うような、別の惑星のようだった。
メロディやリズムの構造が全く別のものだったんだ」と述べている。このアントニオの歌も、独自の浮遊感のある楽曲となっている。

 

次回、12月10日の放送は、小野リサさんのビューティフルメロディーズをご紹介します



 




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