森永卓郎「政府はもうしょうがないというふうに思っている」ゼロコロナ政策と経済対策
11月28日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティの大竹まことと経済アナリストの森永卓郎氏が、中国国内でゼロコロナ政策に対する抗議が拡大しているというニュースを取り上げた。
森永氏「(抗議を受けて)実際に政府も緩和する方向に動いているわけですよ。北京上海でも封鎖したマンションとかを解除してあげるよとか言っているので。中国政府も封鎖で経済がガタガタになり始めているんですね、だから今後も少し緩めるという方向に行くんじゃないかと私は思います」
大竹「生産力もコロナで封鎖してしまうと落ちちゃいますからね。北京とかは庶民が大きく反対の意見を言っているっていうのが結構あって。ゼロコロナ政策を一生懸命やるのはいんだけど、食料の需要とか外出とか全部が足りなくなって、それでも強引に家に居なさいっていうのを押し進めていって、弊害が広がってきてしまったのではないかと思いますね」
森永氏「そうなんですよ。マンションやショッピングセンターで1人でも感染者が出るだけですぐに封鎖しちゃうんです。だからみんな出たぞっていうのがわかると我先にと逃げるんですよ。それはいくら何でもやりすぎでしょというのが政府もわかってきたんじゃないですかね」
また、森永氏は日本で現在行われている「全国旅行支援」についても見解を語った。
森永氏「ここのところずっと100人以上死んでいるわけですよ。年間だと何万っていうペースで人が亡くなっているわけですが、亡くなっている人の割合を見ると高齢者か、基礎疾患を持つ人が圧倒的に多いので、政府はもうしょうがないというふうに思って旅行支援などをどんどん進めているというのが日本の実態かなと思います。私は収束してくれるのが1番だと思うんですけど」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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