「Kiss Music Presenter」藤原岬、小さなことにも大きなことにも「おめでとう」
11月25日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにKiss FM KOBE「Kiss Music Presenter」から、藤原岬さん(月・火曜を担当)が登場した。「Kiss Music Presenter」はリクエスト番組でありながら、藤原さんが「キスナー」(リスナーの呼称)とのおしゃべりに夢中になり、止まらなくなることもあるという。
山根良顕「しゃべりすぎたらディレクターから注意されるんですか?」
藤原岬「されるんですけど、それでも止まらずに(笑)。無視してしゃべり続けた結果、終わりが吸い込みに吸い込まれながら、ただしゃべっている、ということが多々あります」
山根「火曜だったかな? 聴いていて、最後、しゃべっている途中でシュ~ッと終わっていたんですよ。いつもそんな感じなんですか?」
藤原「はい。それが通常で(笑)」
山根「番組を知ったきっかけが、僕はネットの記事でした。小学5年生だった子でしたっけ、ハガキを出したり、ずっと聴いたりしていた子がラジオ局に入ったという話でね。この人はラジオの裾野を広げている、(番組で)取り上げなきゃと思いました。そんなことあるんですね」
藤原「私からしたら、この状況が『そんなことあるんですね』なんですけど(笑)」
山根「いやいやいや。この前も中学生の合唱祭か何かの話、されていましたね。子供がけっこう聴いているんだな、って。夕方の時間に」
藤原「ありがたいことに。恐らくお母さんがずっと聴いてくださっている、とかで。3歳とか4歳という、やっと文字が書けるようになった子たちからは、1文字が10センチぐらいの巻物みたいなFAXが届くんですよ。その子が時間とともに字が小さくなって整ってきて、という成長も感じるんです」
坂口愛美「長くやっているからこそ、そういう変化も楽しめるんですね」
バンド、アカシアオルケスタのボーカルも務める藤原さん。もともとはそのアルバム発売のキャンペーンでKiss FM KOBEの番組に出演したことがきっかけで、レギュラー番組の相談を受けたという。「Kiss Music Presenter」では藤原さんがキスナーに「おめでとう」を言うコーナーがあり、それが好きだというメールも届いていた。
山根「俺が聴いたときは『気合』(のコーナー)だったけどね。ああいう、叫ぶ系のコーナーが多いんですか?」
藤原「そうなんですよ、叫んどいたらなんとかなる、と思っているので(笑)。『気合』は火曜だけなんですけど、『おめでとう』は月・火とやっていて。いちばん長いコーナーは『おめでとう』で、12年ぐらい続いています」
山根「どういうときのおめでとうなんですか?」
藤原「『帰ったら好きなプリンがありました』『おめでとう!』という小さなことから、ものすごく壮大なものまで幅広く」
山根「プリンがあった、だけのメールが送れるっていいね(笑)」
藤原「『おめでとう』のコーナーは毎回ドラマがあって。たとえば女性が身ごもりました、というメッセージから始まって、出産しました、お食い初めしました……。そのときの子が3歳になりました、と言って公開収録に来てくれるとか」
山根「いいね。出産とかは些細じゃないけど、ちょっとしたことでも触れてもらって『おめでとう』『気合!』と。テンポがいいのよ。いっぱい読もう、みたいなことは考えているんですか?」
藤原「そうですね。『おめでとう』や『気合』のコーナーは1人でも多くの方のものを読む、と心がけています」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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