小学校5年の姉と家を飛び出した7歳の少女
親の離婚をきっかけに家を飛び出し、7歳から11年間児童養護施設で暮らすようになった社会運動家の田中れいかさん。11月22日「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、家を飛び出した日の出来事を詳しく語ってくれた。
大竹「お家を飛び出したのは何歳の時ですか?」
田中「私は7歳の時でした」
大竹「その時、一緒に飛び出したのは?」
田中「小学校5年生のお姉ちゃんと私の2人です」
大竹「パジャマのまま交番に行ったそうですね?」
田中「はい、深夜0時を過ぎていたのでパジャマのまま外を歩いていました」
大竹「家で何があったんですか?」
田中「そこら辺の記憶があんまりないんですが、両親は私たちが寝る時間になると物を投げたり、お皿が割れてバリンみたいな、そういう言い合いとか物を投げ合う音が日常的に続いていて、お母さんが家を出て行ってしまったんですね」
大竹「はい」
田中「その後、頑張ってお姉ちゃんがお母さんの代わりに家事をやっていたんですけど、ある日いつものようにお姉ちゃんがお皿洗いをしていたら、排水溝にお皿が挟まったまま水洗いをしていたので、どんどん水かさが上がって上がって、しまいにはカーペットが水浸しになっちゃったんです」
大竹「うん」
田中「それを見たお父さんが当時口癖になっていたんですけど、いつものように『出ていけー!』って言ったんです。その後は団地の廊下に立たされるっていう日常があって、お姉ちゃんもいつか本当に出て行ってやろうと思っていたらしいんですけど、それで本当に出て行ったのが深夜0時過ぎっていうことになります」
大竹「凄い…パジャマで食べるものも着るものもないのに…」
田中「ガラケーだけ持ってました」
大竹「それでどうなったんですか?」
田中「お姉ちゃんは『どうしよう、どうしよう』となったらしくて小学校5年生なりに考えた結果、『おまわりさんのところに行こう』ってなって交番へ行ったと教えてくれました」
大竹「その交番から『こういう施設がある』っていうふうに紹介されたんですよね」
田中「はい」
番組では、この後、田中れいかさんが児童養護施設でどのような暮らしをしたのか詳しくお話してくれました。聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
田中れいかさんは番組の「大竹メインディッシュ」のコーナーにご出演です。
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