ガンダムで、ビジネスが⁉マーケティングが⁉
様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。
2022年11月14日、21日の放送では、株式会社オトナル代表取締役の八木たいすけさんと株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役の音部大輔さんをお迎えし「ガンダムでわかるマーケティング」をテーマに熱いトークが繰り広げられました。今年の3月にSBクリエイティブから 田中準也さん、豊後祐紀さんと共著で音部さんが書かれた「ガンダムでわかる現代ビジネス Gundam Meets Business」が発売。興味津々のマスターは…
入山:本の中には、どんなことが書いてあるのでしょうか?
音部:例えば、「戦略は、目的と資源で構成されている」と考えると楽で、実際に競合を意識しすぎると、競合のモノマネになる。一方で、環境対応ばかり考えると、それだけになりがち。そこで、自分の目的をどう照らすか?シャア・アズナブルが、こう言うわけです。
入山:ここで、シャア・アズナブル!
音部:「戦いとはいつも二手三手先を考えて行うものだ」と。エスパーのようなニュータイプのシャアは、それができますが、オールドタイプ(一般人)はできない。だから目的を考えるのに三手先をから考えれば良いのです。
入山:一手先、二手先を考えてからの三手先ではなく、三手先から考えると。
音部:「この新商品を出すと競合は、こうなってこうなって…」など、一手先からでは行うことの可能性が悪い意味で広がっていく。そうではなく、「三年後に、こうあると良いから、二年後はこうで、来年はこう。そのためにプロジェクトをこう使う」と考えるのです。
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ゲスト紹介
八木たいすけさん
リコージャパンを経て、楽器EC事業を起業。2013年に、ウェブメディア事業を行う京橋ファクトリー創業し、その後、事業売却。2018年にオトナルに社名を変更し、現在は音声広告と音声メディア支援事業を展開中。
音部大輔さん
P&Gに17年在籍し、複数のブランドで市場創りやシェアの回復を実現。さらに、アメリカ本社チームでイノベーションプロジェクトを主導。帰国後は、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂で、マーケティング担当副社長やCMOなどを歴任。2018年に株式会社クー・マーケティング・カンパニーを設立し、代表取締役に就任。著書『The Art of Marketing マーケティングの技法』が日本マーケティング学会の「2022年マーケティング本大賞」で大賞を受賞。
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この記事の番組情報
浜松町Innovation Culture Cafe
月 19:00~19:30
浜松町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「浜松町Innovation Culture Cafe」 経営学に詳しいマスターが営むこのお店には、様々なジャンルのクリエ…