四国放送「となりのラジオ」、「となり」に込めた思いは・・・
11月11日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに徳島県の四国放送ラジオ「となりのラジオ」から佐藤旬子さんが登場した。「となりのラジオ」は平日午後1時20分~4時30分放送中、佐藤さんは水・木・金曜日を担当している。
佐藤旬子「いま3人のパーソナリティーがいるんですけど、番組開始当時(2003年)から続けているのは、スタッフを含めても私だけ(笑)。リビングレジェンドとも呼ばれています」
坂口愛美「そんなに担当されているんですね」
山根良顕「どういうコンセプトのラジオなんですか? 『おとなりさん』と名前も似ていますけど」
佐藤「もともと女性ひとりのしゃべりから始まった番組でして。スタジオの中も寂しいじゃないですか。それで『みなさん、となりにいてね』『そばにいてね』というコンセプトで始まったんです。『あなたのそばに置いてください』というジングルも流れています。『おとなりさん』というと、おうちのとなり、ご近所さんというイメージだと思うんですけど、『となりのラジオ』はどちらかというと『そばにいてね』というようなイメージです」
山根「そうか、もうちょっと近めで」
佐藤「そうですね。ただ、となりの人と仲良くしたい、一緒に助け合って、という意味では同じ『おとなりさん』と言えるかと思います」
佐藤さんは徳島や四国のラジオ事情についても教えてくれた。
山根「徳島は『みんなラジオを聴いているな』という感じ、ありますか?」
佐藤「さすがに昔と比べたら減っているかなという印象もあるんですけど、けっこう聴いてくれているほうだと思いますね。徳島の中では、民放のAMラジオが四国放送だけなんですよ。ただ関西圏の手強いラジオも聴けるので、そちらと対抗していくのは大変だな、負けないように頑張らなあかんな、という感じでやっています」
山根「戦国時代みたいだね(笑)。四国は独自の文化というか……」
坂口「私も愛媛県に8年間、いたんです。徳島と愛媛、同じ四国ですけど距離的には遠いですし。放送局同士の交流がそんなにあるイメージでもない」
山根「徳島と愛媛、文化圏が違うのかな?」
佐藤「そうですね。どちらかというと徳島は関西方面に近い印象。昔もそういうやりとりがあったと思われるんです。香川、愛媛というとどちらかというと中国地方に向いている印象。高知は高知でまた独特の文化がありますので……。愛媛というと山根さん出身の広島のほうが近いのかもしれませんね」
山根「言葉もなんとなく近い気がする」
このほか徳島県出身である米津玄師さんの人気ぶり、ハッシュタグの多さが印象的な佐藤さんのTwitterなどについても話した。
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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