増田明美「小学校のかけっこは3番か4番でした」
綿密な取材をもとにした“細かすぎるマラソン解説”でお馴染みのスポーツライター、増田明美さん。11月8日の「くにまる食堂(文化放送)」では、運動が得意ではなかった増田さんが長距離走に目覚めた瞬間の話を聞かせてくれた。
邦丸「中学時代はエースをねらえの岡ひろみに憧れてテニス部だった増田明美さんですが、町内の駅伝大会のメンバーが足りないから呼ばれて、そこでとんでもないことをやっちゃったそうですね?」
増田「そうなんです。消防団の人も出る、男子高校生も出る駅伝大会だったんですけど、4位でタスキをもらって、前を走ってる3人の高校生を全部“ごぼう抜き”しました。ちっこいのに」
邦丸「凄いね。周りは『えー!!!』ってなったでしょう?」
増田「あの時デビューしちゃいましたね。『高校生を抜いた』って街で有名になっちゃって。前を走ってた男子高校生の隣りには部活の先生が伴走してたんでけど、今でも覚えてます。私に抜かれた高校生に対して先生が『何やってんだよ、お前、ナントカついてるんだろ!』って(笑)」
邦丸「(笑)」
増田「駒沢大学の大八木監督みたいに『男だろ!』じゃないですけど『ついてるだろ!』って。私なんか悪いことしちゃったなぁって」
邦丸「ご自身が『私、長距離速いんだ』って、その時自覚したんですか?」
増田「そうですね。運動会のかけっこは100メートルくらいじゃないですか?その時は6人で走っても4番か3番くらいでした。私『ビリになりたくない』と思って後ろから足音が聞こえてくるとコースからはみ出して腕を横に振ってました」
邦丸「(大笑)負けず嫌いですね」
増田「成田高校でそのフォームを直してから陸上では日本記録なんか作ったんですけど…」
邦丸「成田高校は陸上の名門ですよね」
増田「長距離に関しては最初から“ごぼう抜き”で始まったんで『私、才能あるかもしれない』って思いましたね」
番組では、この他にも増田明美さんが自身の思い出やスポーツへの思いを語ってくれました。増田明美さんの話をもっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
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