沖縄のラジオスターでアコーディオン奏者、山原麗華。笑いすぎて番組名に「(爆笑)」が!?
11月4日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにラジオ沖縄「山原麗華の元気なナツメロ(爆笑)」から山原麗華さんが登場。笑いの絶えないトークを披露してくれた。
山根良顕「『(爆笑)』までがタイトルなんですね?」
山原麗華「はい。ナツメロ番組なのに笑ってばかりということで(笑)。最初の予定ではなかったんです。『こんなに笑うなら、あったほうがいいんじゃないの?』ということで。私の知らないところで『爆笑』とつけていただきました(笑)」
山根「この笑い方……。つられて笑っちゃうなあ(笑)」
普段はアコーディオン奏者として、昭和歌謡を沖縄各地で演奏しているという山原さん。番組でも昭和歌謡を紹介しており、平成元年生まれながら、その造詣は深い。
山根「なんで昭和の曲に詳しいんですか?」
山原「もともと父親がアコーディオンを趣味で弾いていまして。それを小さいころから見て、聴いていたんですよ。家に帰ったら昭和歌謡ばかり聴いていました(笑)」
坂口愛美「そんな山原さんがラジオパーソナリティーになった経緯というのは?」
山原「アコーディオンを弾いてまわっているとき、テレビで『おもしろい子がいるよ』と取材してもらったり、口コミで広まってラジオに出してもらうようになったり。ラジオ沖縄のいまの社長が『おもしろい子がいるな』『ラジオ始めてみようか』と声をかけてくださったんですよ。それですぐにレギュラー番組が始まった感じです」
山根「すごい。さすがに演奏中は笑わない?」
山原「一生懸命こらえています(笑)。『ビジネス笑いでしょ?』ってよく言われるんですけど、そうじゃなくて、うち、母親も同じ笑い方するんですよ。本当の笑いです。すみません、しょっちゅう笑っちゃって(笑)」
山根「沖縄の人って、よく笑うんですか?」
山原「笑ってのんびりしていますね。そんな気がします」
山根「そういうのも秘訣なのかな。沖縄の人はラジオが好きっていうデータも出ているけど。楽しく放送もやってくれている。格好つけている感がない」
坂口「ありのままという感じがしますね」
山原「格好つけたいんですけどね(笑)」
山原さんは「元気なナツメロ(爆笑)」の番組名どおり、明るく笑いながら話を聴かせてくれた。一方で番組には「考えさせられる」コーナーもあるという。
山原「『いつか来た道』というコーナーがありまして。人生の大先輩に話を聴いてくるんです、私が取材をしに行って。いちばん上だと102歳とか104歳の方が出てくださいます。『幼少期何していましたか?』『ご結婚されたのいつですか?』『何して働いていましたか?』という質問すると、必ず戦争の話が出てくるんです」
山根「はい」
山原「そういったところで平和や、そういうことを考えさせられます。沖縄の方ってご高齢の方々も『なんくるないさー』とよく笑うんですよ」
山根「僕も沖縄出身の知り合いというと、元広島東洋カープの安仁屋宗八さんという方がいて。『なんくるないさー』という感じで接してくれるんだけど、戦争の話になると『防空壕の中で本当に苦しかった』みたいな体験を聴かせてくれる。でもそれ以降(の話)では『手を取り合って明るく生きていこう』という感じがしますね」
山原「ご高齢の方の話には、つらいものもあるんですが、最終的には『なんくるないさー。命は大事。頑張っていこうね』になるんです。それがリスナーさんもハートフルになるというか」
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