倉田真由美、ブレイクまでの苦労や「だめんず」との恋愛経験を語る!
10月11日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に、漫画家の倉田真由美さんが登場!倉田さんの漫画家デビューまでの経緯、大ヒットした「だめんず・うぉ~か~」の誕生秘話、さらに即席の恋愛講座など、興味深い話が次々に飛び出した。
高橋優「まず、倉田さんがどういうきっかけで漫画を描くようになっていったのか、聞いてもいいですか?」
倉田真由美「漫画が好きだったのと、絵を描くのも嫌いじゃなかったので、最初は少女漫画を描いてたんですけど、それはね、結構挫折しちゃうんですよね。まあまあ描けるぐらいじゃ、なかなかプロとして通用しないから……少女漫画って、デビューが早いんですよ。中学生ぐらいでデビューする人って珍しくなくて、高校生ぐらいまでにデビューする人の方が多いのかな?」
高橋「そうなんだ!あんまり漫画家の人の年齢まで考えずに読んでたかも知れない」
倉田「少年漫画家・少女漫画家は若いです! 少女漫画は特に若いですね。やっぱり少女漫画は少女の感性が無いと描けなくなるものってあるんですよね。私も中学生時代から描いてたんですけど、うまくいかなくて途中諦めたんですよ。でも大学入って就職がなかなかうまくいかない頃に、『もう1回漫画やろうかなぁ~、でも少女漫画は難しいからストーリーじゃなくてギャグ漫画だったら私の絵でも通用するかも知れないな~』と思って。ギャグ漫画に転向したらわりとすぐデビュー出来たんですよね」
高橋「じゃあ一度は漫画家じゃなくて、一般の企業に就職することも考えられたと」
倉田「考えましたね。今はなき山一證券にも最終面接まで残りましたし」
高橋「ほぉ~っ! でもやっぱり心の中では漫画家になりたいと」
倉田「いや、もし受かってたら証券マンになってたかも知れないですね。まあ、でも破綻してるから途中で路頭に迷ってるかも(笑)」
高橋「で、大学卒業後にヤングマガジンのギャグ大賞で大賞を受賞されたと」
倉田「でもね、漫画ってデビューするのも大変なんですけど、デビューしたあとにそれで食べてくっていうのもすごく大変なんですよ。でもそのことにしばらく気が付かなかったですね。これでもう、漫画家としてうまく行くんだって思っちゃってましたから。全然そんなことなかったし。しばらく食べられなかったですね、漫画だけでは」
坂口「そしてブレイクされたのが、2000年よりダメ男を好きになってしまう女たちのリアルな生活を描いた『だめんず・うぉ~か~』の連載ということで……」
倉田「そうですね、これでやっと漫画だけで食べていけるようになりましたね!」
高橋「『だめんず・うぉ~か~』っていうテーマにしようって思ったきっかけってあったんですか?」
倉田「毎週毎週ネタを描くってことでいうと、自分自身がダメ男との恋愛経験があったっていうことがあるんですけど、人の話も入れていったら毎週続くんじゃないかしら! っていう話ですね。そこは大きかったかな? そしたら色んな面白い話が集まって、ネタは汲めども尽きぬっていう感じでしたね」
高橋「ネタは友達からとか……?」
倉田「友達だけじゃなくて、本当に色んな……。ありますから! ダメ男との恋愛経験は。大概の女性が」
高橋「坂口さんはありますか?」
坂口「いや!……そもそもあんまり経験が少ないので。恋愛経験は。なかなかパッと出てこないんですけど、確かに『だめんず・うぉ~か~』読ませていただくと、本当に世の中だめんずばっかりなんじゃないかって思うぐらい、色んなエピソードが出てきますね(笑)」
倉田「そうですね、それぞれ自分が良ければいいんですけどね!」
この後、坂口アナを対象にした即席の恋愛講座などでトークが盛り上がった。
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