【出雲駅伝直前！】駒澤大学・大八木弘明監督　前日インタビュー

学生長距離界のエース・田澤廉選手を擁し、今季学生駅伝三冠を目指す駒澤大学・大八木弘明監督が前日の取材に答えてくれました。

－風が強いところ（4区・5区）は？
「風に強い選手を置くしかないですね」

－2区・佐藤圭汰選手（1年）は大学駅伝デビューになる
「思い切ってやってくれればいいなと思います。まだ短い区間で出しているので、そのくらいならいけそうなので。（今は）1500mよりも5000mの方で、公認記録を狙おうというように変わってきている。全日本大学駅伝もエントリーさせたい。そのくらいを走れる力はあります。箱根は長いので考えながらですね」

－駅伝は佐藤選手のトラックレースにどういう影響がある？
「ロードが嫌いなわけではないので。今まで（高校時代）は単独で行くのが多かったが、大学になるとそれくらいのレベルの選手はうちにも一杯いるので、先輩たちと集団でやることで慣れてきているとは思います」

－春先から調子のよい選手が並んでいる
「そうですね。篠原（倖太朗・2年）だけ足の状態が悪く外しましたけど。最近ようやく治ってきたんですけど…合宿でやりすぎちゃって」

－先頭に出るとしたらどこで？
「3区で行くしかない。3区あたりで前に出ないとダメ」

－田澤選手の状態は？
「少しずつは良くなってきているけど、オレゴンの疲れもちょっとあってね。夏はぼちぼちやってきましたけど。8割9割くらいまできているかというところです」

－6区の鈴木芽吹選手は自信をもって起用？
「（故障以降）初めて試合に出ますからね。練習では結構やっていますが、多少なりとも緊張はあるかもしれないです。（田澤選手の）次のエースですからね、走ってもらわないと困ります」

－練習はいつから？
「8月くらいからです」

－他校のオーダーを見て
「今回は戦国駅伝じゃないですか？　どこが勝つかわからないですよ。東京国際さんが勝つか、順天堂さんが勝つか、あとは青学か、うちか、國學院か中央か…(笑)。ブレーキした方が負けですね。無難にきちんとやったところが勝ち、取りこぼしをしたら負けですね」

－6区・鈴木芽吹選手までどれくらいの差があれば自信がある？
「そこまではわからない。27分台は持っていても、まだ今年初めてなので。練習はできているが、レースで走れるかどうか。走れたらここ（ハート）が強いんでしょうね」

◆文化放送スポーツスペシャル　第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2022年10月10日（月・スポーツの日）　13:00～15:30

解説：上野裕一郎（立教大学陸上競技部男子駅伝監督）
実況：寺島啓太アナウンサー