【出雲駅伝直前！】中央大学・藤原正和監督　前日インタビュー

出雲駅伝は9年ぶりの出場、中央大学・藤原正和監督が前日の取材に答えてくれました。

ーここまでの仕上がり
「先週の日体大記録会、新潟のアスレチックスチャレンジに5000ｍで刺激の意味で全員出場、いい刺激を得られた。そこからしっかり良い調整で持ってこれた。自信を持って戦えるかなと。（三大駅伝全てに出場）昨年の4年生のおかげで出雲に来られたので、あの子たちのためにも頑張りたい」

－区間配置
「1区吉居大和でしっかりと先頭集団に。2区スピードランナーの千守でいい流れを繋ぐ。3区にはうちのもう一人のエース、中野翔太を置いているので他校のエースと伍して戦いたい。4区は箱根山上りの選手・阿部。向かい風にしっかり立ち向かっていってもらいたい。5区には1年生の溜池。今季非常に伸びている選手。6区は吉居駿恭1年生、最長区間ではあるが、夏良い練習しているし、非常に元気なので、いい勝負をしてくれるだろうということでアンカーに」

－吉居大和選手は
「完全に走れないことはなかったが、8月の強化の時期上手く走りこめなかった。8月25日くらいからポイント練習を再開。100％ではないが7割くらいでは迎えられた。性格上、1区が向いているので、状態が完璧であっても、他の区間になっていたかどうかは分からない。故障は右の腸脛靭帯。5月の日本選手権前にも痛めたところ。理由は明確。もっとパワーを出そうとして股関節の横の筋肉を使ってしまってヒザが内側に入り・・・という症状。バージョンアップしようとした中でのアクシデントだったので、今は正しい体の使い方に修正して練習を積めている」

－吉居大和選手の弟・駿恭選手は
「兄弟ともいい意味で勝負強いというか、天性のモノを持っている。アンカーのプレッシャーについても特に心配していない」

ー目標順位
「4年生と話した時に、『走ってないから分からないけど』という前提をつけながらですけど、今年のこの戦力なら、『3位以内はしっかりと取っていきたい』と言っていた。そこを目指して最後まで尽力したい」

◆文化放送スポーツスペシャル　第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2022年10月10日（月・スポーツの日）　13:00～15:30

解説：上野裕一郎（立教大学陸上競技部男子駅伝監督）
実況：寺島啓太アナウンサー