沖縄の文化・シーミーとは？ 『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』

文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第３７８回 １０／９の放送を終えて

今週も、ガレッジセールの川田広樹さんにお越しいただきました！

川田さんは、高校2年生の娘さんと、中学2年生の息子さんがいらっしゃいます。一昨日も息子さんと一緒にテスト勉強をしていたのだとか。川田さんは、お子様が小さい頃から「勉強はいいよ、思いやりがあって、優しい子になればいいよ」と言ってきたそうですが、鵜呑みにした息子さんが本当に勉強をやらなすぎて、怖くなってきたそうです。

ご家庭では、沖縄弁と関西弁と東京弁でごっちゃになると言います。ドラマ撮影で困るのが、川田さんは標準語で話しているつもりでも、カットになり、「すみません川田さん、なまっているので、標準語でお願いします」と言われ、「どれが標準語ですか??」みたいな。

沖縄では、先祖崇拝の意識が高く、川田さん曰く「おじいあばあに手を合わせるというのは、子供達と一緒に、お墓まで行ってやっている」と。また、お盆の時などは、「清明祭（シーミー）」と言って、親戚が集まって、お墓の前でどんちゃん騒ぎをするのだとか。

お墓で!? どんちゃん騒ぎ!?
まるでお花見のよう・・・これは楽シーミー？

また、お正月よりもお盆の方が、会社でも休みをくれると言います。「ご先祖様に会いに行く」と言うと、「じゃあ休みなさい」という文化なのだとか。羨ましい・・・

今年は沖縄本土復帰50年を迎え、2年前から川田さん自身も、今おじいさんおばあさんに聞かなければいけない話を聞いてまわっていらっしゃいます。お笑いと沖縄に助けられたと考える川田さん。今までお笑いで勉強してきたものを通して、沖縄の歴史や悲しい出来事なども、笑いを交えながら伝えていきたいとお話いただきました。

最後に、年を取ったら沖縄に帰ると決めている川田さんは、お笑いもやりたいし、戦争体験者の思いも伝えたいと語ってくださいました。

沖縄愛が溢れるお話をたっぷり伺いました。


次週も素敵なゲストをお招きします。

お楽しみに！　See you！

【本日の１曲目】　ふれあい　／　中村雅俊　
【川田広樹さん選曲】　アンマー　／　かりゆし58　
（文／スタッフＣ）

川口技研のHPはこちらから　https://www.kawaguchigiken.co.jp/