「坂バカ」俳優・猪野学の坂への愛は天井知らずだった!!

「坂バカ」俳優・猪野学の坂への愛は天井知らずだった!!

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10月6日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、俳優の猪野学さんがご来店! 最初のコーナー「今日のA定食」では、30代半ばで自転車の奥深さに目覚め、今では「坂バカ俳優」と呼ばれる猪野さんの自転車と坂への想いを詳しく伺った。

野村邦丸アナ「今日は俳優で声優も務め、そして『坂バカ』の猪野学さんにお越しいただきました。初めまして!」

猪野学「どうも初めまして、『坂バカ』でございます!(笑)。坂に恋をしてしまいまして、もう十数年経っております!」

邦丸「元々はオートバイに乗っていたんでしょ?」

猪野「そうですね、都内でバイクに乗ってました。一時期、駐車禁止が厳しくなりまして、停めてた場所が置けなくなっちゃったんです。それでバイクを売りまして、そのお金で自転車を買ったら、今の自転車って本当に凄いんですよ。楽に速く走れるんですね。東京とか、車より速く移動が出来たりしますから。それでもう、のめりこみまして」

邦丸「で、NHKの番組に?」

猪野「はい、俳優の蟹江一平君と2人でイタリアを2週間自転車で旅するという番組(『男自転車ふたり旅 完全版!イタリア1200キロをゆく』)がありまして。イタリアがなぜか坂が多いんですよ! 真ん中に山脈がありまして、そこをもうひたすら登って降りて登って降りてを繰り返すうちに、ちょっと坂の方に導かれてしまったといいますか(笑)、不思議なもので、はい」

邦丸「最初に買った自転車ってどんな自転車でした?」

猪野「フランス製のLOOKっていうカーボン製の自転車で、その時は20万でした。それでも安い方なんですよ、ロードバイクは。上を見ればキリが無くて、何百万としますから」

邦丸「初めて乗った時はどんな気持ちでした?」

猪野「スピードに驚きますよね、時速40キロは軽く出ますから。で、ちょっと頑張れば50キロぐらい出ますし。そこの疾走感にまずは感動してしまいましたね。こんなに風を切れるんだという。坂もそうなんですよ、こんなに速く登れるの? っていうのが……富士山でも五合目ぐらいまでが自転車で登れるんですけど、雲の中に入っていって、雲を抜けて雲海が見えた瞬間に、もう感動なんですよね~」

さらに猪野さんが「坂バカ」と呼ばれるようになった経緯については……

猪野「イタリアに一緒に行ったディレクターが、『自転車の番組やりたいんだけど猪野っち、どう?』って言ってきまして。『ああ、いいじゃん! やろうよ』って答えて企画出したら通りまして。で、『タイトルに坂バカってつけてもいい?』って(笑)。『あ、いいよいいよ、この際』ってなって。『坂バカ…俳優! あ、いいね! 坂バカ俳優いいね!!』って、貰った!! みたいな感じで10年やってますけどね~(笑)」

邦丸「坂が魅力なんでしょ?」

猪野「坂ですね。坂は深いんですよね~。僕、自転車乗りの間では坂バカとしてすごい有名なんですよ。なんか坂バカ見たら縁起がいいみたいな感じで、『おっ!本当にいるんだ!』『ナマ坂バカ見たぞ!』みたいな感じで凄い喜んでくれるんですよね。

邦丸「自転車の性能はいいけど、坂はそれでも辛いっていうこともあるでしょう?」

猪野「ありますね~やっぱり。でもその辛いっていうのが、性格なんでしょうかね、辛さを越えるところ……ちょっと悦に入るといいますか、突き抜けるんですよね。ドMというんでしょうか、激坂になればなるほど、勾配がキツくなればなるほど、テンションが上がるといいますか。喜びに変わるんですよね~。その瞬間がやっぱり気持ちいいんですよ」

この後も猪野さんは、番組の最後まで坂の魅力についてたっぷり語ってくれた。

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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