「防災アワー」10月のゲストは国際災害レスキューナースの辻直美さん
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
10月のマンスリーゲストは、国際災害レスキューナースの辻直美さん
明るくて面白く、エネルギーに溢れているだけでなく
日常、電車で具合が悪くなったり、
駅のエスカレーターで倒れ血を流している方をさっと救助してくれる
頼りがいのある女性です。
「国境なき医師団」で上海で活動されたあと、
阪神淡路大震災で実家が全壊、本人もケガをするという被災経験もある辻さん
地下鉄サリン事件、東日本大震災、熊本地震、海外の四川大地震など
国内外31カ所の被災地で、災害レスキュー専門のナースとして活動されてきました。
辻さんが薦めているのは「地震に強い部屋づくり」
大阪府北部地震で自宅が震度6弱の揺れにあったときも
キッチンで調味料のボトルが4本倒れただけで、被害はなかったそうです。
一方お隣の部屋は、家具が倒れ、食器は割れて散乱。
倒れたテレビボードの下敷きになった住人は骨折し、現状復帰に60万円の費用もかかったそうです。
どんな工夫をしているのか
命を守る部屋づくりの5つのポイントとは…?
防災グッズを買うことが「防災」ではありません。
よく「部屋の片づけが防災の一歩」と言いますが
辻さんの話を聞いて、私がやる気になるのは
お金をかけずに手軽にできるから。
それに「無理せず1日10分、きょうはここだけ片付けよう…雑でもいい」という
ハードルの低さです。
辻さんの最新刊はこちら
プチプラで「地震に強い部屋づくり」
詳しくは、日曜朝5時5分からの「防災アワー」聴いてください。
この時間は難しいという方は、radikoでぜひどうぞ!
気象予報士 防災士 気象庁担当記者 伊藤佳子