文化放送フライデープレミアム 『命のバトンを託されて~杉原ビザを繋いだ人たち』 9月30日(金) 午後7時から放送

文化放送フライデープレミアム 『命のバトンを託されて~杉原ビザを繋いだ人たち』 9月30日(金) 午後7時から放送

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文化放送は、9月30日(金)午後7時00分より報道特別番組『命のバトンを託されて~杉原ビザを繋いだ人たち』を放送します。

当番組を放送する『文化放送フライデープレミアム』は、毎回週替わりでじっくりと聴けるスペシャルプログラムをお届けする、ナイターオフシーズン限定のスペシャル番組です。

ロシアによるウクライナへの侵攻をきっかけに、改めて「難民」「避難民」という言葉がクローズアップされている今、この単語を聞いて我々日本人が思い起こすのは80年以上前の人道的行為として語り継がれる「杉原千畝の命のビザ」(以下、「命のビザ」)です。

「命のビザ」とは、第二次大戦中、リトアニアに領事代理として赴任した杉原千畝(すぎはらちうね)が、ドイツやソ連の迫害から逃れアメリカなどの新天地に向かう多くのユダヤ人のために発給した通過ビザのこと。日本のシンドラーと呼ばれる杉原は世界的に知られていますが、一方でその杉原ビザという命のバトンを受け取った多くの人たちの存在はあまり知られてきませんでした。当番組では、この“バトンを繋いだ人たち”に光をあてます。

毎年、国連が1月27日に定めている「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」。
今年イスラエル政府は、杉原を含む4人の日本人に感謝状を贈りました。
杉原以外の残る3人が一体どのような人たちなのか。そして彼らはどのようにして命のバントを預かり、次に託すことができたのか。取材の中で浮かんできたのは、上司に抗ったもう一人の外交官や、憲兵の拷問にも耐え抜いたヘブライ学者荒波の中でユダヤ人たちを日本にいざなった旅行会社の添乗員、そして難民たちにお風呂を提供しリンゴを分け与えた市民ら多くの人たちの姿でした。
当番組では、落とせば一瞬で壊れるガラスのような命のバトンを懸命につなぎ、歴史の陰でひっそりと咲く人たちを紹介していきます。

この番組は、戦争をテーマに毎年番組を作り続けている文化放送報道デスクの鈴木敏夫が、敦賀・神戸・横浜などユダヤ人たちの逃避行の跡を辿り、北出明氏(元国際観光振興会職員)古江孝治氏(人道の港調査研究所代表)西川明徳氏(人道の港 敦賀ムゼウム館長)をはじめとする、杉原ビザの専門家らに話を聞きます。さらに、小辻節三研究で知られる俳優・山田純大も出演。ナレーションは、テレビドキュメンタリーなどで格調高い語りを聴かせる湯浅真由美アナウンサーが担当します。

また、当番組への感想を募集します。宛先は、special@joqr.netとなります。※件名に、「命のバトン」と記載

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