とれたてが買えて地球に優しい!? 東京の地産地消に要注目!
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、今週は文化放送SDGsウィーク期間の放送。9月19日の特集コーナーは「都内で地産地消をクリエイティブ!」と題し、東京の農産物が持つ様々なメリットを語り合った。
西川あやの「おふたりは『地産地消』と聞いて、イメージはいかがでしょうか?」
山内マリコ「私は地元が富山で、その街なかに地場もん屋という、富山の野菜を買えるお店があって。前に富山出身の室井滋さんとラジオで一緒になったとき、『私は富山に帰ったら地場もん屋で大量に野菜を買って、それを段ボールに詰めて送っているの』といったことをおっしゃっていました。地産地消と聞くと室井さんの顔が思い浮かびます(笑)」
重藤暁「僕は東京湾の海の幸? そういうのが地産地消のイメージかなと」
山内「さすが江戸っ子!」
重藤「さすがなのかな(笑)?」
今回はまさに、東京都内での地産地消に注目。「江戸東京野菜」や「都内産果物」などの資料をもとにトークを展開した。
西川「千住葱(せんじゅねぎ)とか、重藤さんはいかがですか?」
重藤「地元の名産品を見つけよう、みたいなことを小学4年生の社会科見学で、千住葱の畑に行った記憶があります。イメージでいうと、ぶ厚い、太いネギ。お鍋や焼き物に最適、そういう系のネギですね」
西川「じっくり火を通す系ね。あと内藤かぼちゃ、谷中生姜(やなかしょうが)。『生姜』だけより『谷中生姜』と書かれたほうが(飲食店などで)頼みたくなっちゃうような。あと練馬大根、馬込半白キュウリ」
山内「(馬込半白キュウリの写真を見て)太短(ふとみじか)っ!」
西川「寺島ナス、馬込三寸ニンジン、品川カブ、のらぼう菜……。畜産物でいっても東京エックス(豚)、東京ビーフ(牛)……」
山内「東京でもお野菜、果物、たくさんつくっているんですね」
西川「一覧で見るとすごく種類がありますね。知名度的なものも『知ってる知ってる!』となります」
番組では東京野菜を手がけている、東京大田市場に本社を置く青果卸・株式会社大治の本多社長に取材した。
西川「東京での地産地消のメリットを伺いました。たとえば朝に収穫した野菜が午後には店頭に並ぶというスピード感」
重藤「地産地消はそうなんですよ」
西川「とれたてを買えるというのは、消費者にも魅力的ですね。輸送距離が短いためCO2の排出が格段に少ない。都内で収穫したイチゴは、九州のイチゴを都内に運ぶのに比べて排出量が1/44で済むという試算もあるそうです。あと東京の生産者は規模の小ささをメリットにしていて。狭い範囲なのでひとつひとつ目が行き届いて丁寧な栽培ができる。練馬区の枝豆、通称『ねりマメ』は当初から大幅に味が改良されたんですって」
山内「自分のところでブラッシュアップしてブランドにしていく、ということもできると」
西川「生産者の顔が見えやすいのでお客さん、企業との信頼関係にもつながりますね。本多社長によると東京の農業というと西側が有名ですけど、23区の東側でも農地は多いそうで。江戸川区や葛飾区の小松菜なんかも有名だとか」
このあとはスタジオに東京野菜、東京食材が持ち込まれ、3名で味わった。詳細や各人の感想はradikoのタイムフリー機能にて。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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