中露首脳結束。ウクライナ進行後初会談。室井「こういうことが経済制裁の足並みがズレるきっかけになる」

中露首脳結束。ウクライナ進行後初会談。室井「こういうことが経済制裁の足並みがズレるきっかけになる」

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9月16日の大竹まことゴールデンラジオでは、中露協調のニュースを取り上げ、大竹と室井がそれぞれコメントした。

中国とロシアの首脳会談がウズベキスタンで行われた。外国企業がロシア事業の停止や撤退を決定している中、ロシアは中国に対して経済的な依存を強める一方で、中国は軍事支援には慎重な姿勢を見せている。これは、アメリカや欧米の制裁が自国に及ぶリスクも考慮していることが伺える。中国の思惑としては、ロシアとの関係以外にも、ウクライナ問題で距離を置くカザフスタンも習近平氏が訪問するなど、ロシアの懸念を尻目に周辺国への影響力拡大を図っているようだ。

大竹はこのニュースを受けて先日番組で取り上げたゼロコロナ政策も交えつつ、コメントした。

「この番組で、上海のゼロコロナ政策を取り上げて、ここで働いている日本人医師の人は、ゼロコロナに関しては、上海では65日間のロックダウンをしてとても一生懸命やっているって話をお届けして、それに関していろんな不満なことがあることも日本のメディアが伝えてたんだけど、断っとくけど、このゼロコロナに関してだけは、上海だけど一生懸命やっていて、随分国によって違うなってことをこの番組で言ったんだけど、でも、これはあくまであのゼロコロナの政策に関してだけの話で、国自体の一党独裁の専制国家っていうことにはその時は、触れてなかったんだけど、今度ロシアと中国が大きく2年半ぶりにウズベキスタンで世界から見たら大きく接近してるなぁという感じ」

室井も、今回の会談に危機感を示し、経済制裁の足並みがズレることを危惧した。

「どっかの国が暴走した時って経済制裁加えるって言ってもみんな協調してやるしかないじゃん。こういうことが足並みがずれるきっかけになっちゃうんだよね。そうすると自国の利益を考える国も出てくる」

中露と欧米の分断がこのまま進むと日本にも強く影響が出てくるのでは・・・?と大竹は予測する。

「そうだね。外から見てて俺なんかの言うことじゃないけど、ロシアが助け舟を求めたわけだよね。それに中国がどこまで乗るかという話。それが強いては台湾の問題にも波及していく。これはかなり大事な会議で、日本はどういう立場で行かなくちゃいけないかっていうのもかなり大きい問題。ただ一つだけ救いは、ロシアの助けてくれに対して習近平は、ウクライナの問題には、踏み込まなかった。これは中国の計算もあると思うんだけど、あまりロシアに肩入れしちゃってロシアが負けた時にどうすんだと。それが世界に大きく影響して、この権威主義の国と西側諸国があっちこっちで大きくいろんなことで衝突していくわけだ。経済問題は大きく言えば食料問題も製造業の問題も含めてのこと。日本に関連したことで言うと、昨日もこの番組ではジェネリック医薬品の多くが中国とインドで製造されていることを取り上げた。これを今、中国が値上げしていて、これが滞ってくると日本のジェネリックの値段が安くできないっていう話もある。だから世界がこうやって大きくつながっている中で、西側と中国ロシアたちが分断していくと、いやーこれはちょっと怖いね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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