野沢直子、大竹まことと「やりたい放題」だった昔のテレビを懐かしむ
9月15日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに野沢直子がゲスト出演。デビュー当時、大竹まことと「やりたい放題」だったというテレビ番組を懐かしんだ。
野沢直子「私ね、テレビに初めて出たとき、大竹さんと一緒だったんですよ。『お昼だドン!』というテレビ東京の番組で」
はるな愛「すごいタイトル(笑)」
野沢「さっき挨拶して『おまえいくつなんだよ』って聞かれて。来年還暦なんですけど、大竹さんが73というので、驚いたし。もう番組に出るというよりはちょっとした生存確認? 驚きました!」
大竹まこと「『お昼だドン!』のときはいくつ?」
野沢「21ぐらいです。大竹さんは30いくつ」
大竹「ひどかったな、俺たち」
野沢「コンプライアンスなんかない時代ですからね」
大竹「なかったってことはないよ(笑)。あったけど緩かったの!」
ここからいまでは考えられない当時のテレビの思い出話が展開し、はるなも驚きの反応を見せる。
はるな「どんな時代ですか(笑)。すごいですねえ」
野沢「抗議の電話がかかってきて。あまりにひどい、と。ディレクターの人に怒られたんですけど、事務所に話したら『ようやく一人前になったな』って(笑)」
大竹「俺、あの番組の中で、生放送中に倒れたんだよ」
野沢「言っていいんですか? そう、この人、倒れて画面からいなくなったんですよ。スタッフの人も生放送だから大慌てで、大道具のところにあった畳を持ってきたんですけど、畳が入り口でつっかえちゃって(笑)。ナナメにしたら大竹さんがゴロンと滑り落ちて(笑)。それを見たこっちは大爆笑、そんな時代です」
大竹「俺たちはコーナー司会だったじゃん。番組の司会は……」
野沢「RIKACOと、木村東吉くんという『POPEYE』のモデルさん」
大竹「俺たちの司会はうまかったわけじゃないからね(笑)」
野沢「やりたい放題でしたから」
大竹「でもあれは俺のひとつのきっかけになっていて。それまでは『生放送だし、司会だし』と気張っていたのが、倒れた次の週に、また同じ司会でやれって言われたんだよ。『生放送で倒れていいなら何してもいいや』って」
野沢「そうなりますね。しゃべっている最中に急に(大竹が)いなくなったんですからね(笑)。それで翌週も普通に司会させていた」
大竹「だから、あれだよ。俺たちがこんなふうになったのは……」
野沢「あのとき甘やかされたからこんな大人になったんですよ(笑)」
このあとも思い出話に花が咲いていた。10月に発売予定の野沢の著書『老いてきたけど、まぁ~いっか』『半月の夜』も紹介。詳しくはradikoのタイムフリー機能にて。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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