「お陰でダイエットできました」上海の日本人医師が体験した真実のロックダウン 明るい語り口に大竹・阿佐ヶ谷姉妹もビックリ

「お陰でダイエットできました」上海の日本人医師が体験した真実のロックダウン 明るい語り口に大竹・阿佐ヶ谷姉妹もビックリ

Share

上海在住の医師で大阪大学大学院の招聘教員も務めている藤田康介さんが、9月12日の大竹まことゴールデンラジオにリモート出演。漢方も併用するコロナ医療や、健康になれた上海ロックダウン、「動的ゼロコロナ」など大竹も初耳の現地情報を伺った

大竹まこと「なぜ先生は上海でお医者さんをするようになったんですか?」

藤田康介「私は日本でよく漢方医学と言われる中国伝統医学というのをやっていまして、薬草は中国のほうが普段から何百種類と使いますので圧倒的に多いんです。こういう治療は日本では難しいので1996年に中国へ渡りまして、もう26年ぐらい上海で暮らしております。こちらでは西洋医学も中国の医学も両方勉強して、医師ライセンスも西洋医学と中国のに分かれていまして、それに合格すると医師として働けるようになります。」

大竹「日本では西洋医学が主流ですが、西洋医学と漢方や鍼治療の療法をやるほうが、うまくいくものなんですか?」

藤田「そうなんです。今回のコロナでもそうなんすけど、西洋医学と中国医学を併用して治療した方が、単に西洋医学だけよりも圧倒的に効果が高いということが分かってきました。私自身、自分の住宅地にいらっしゃるボランティアやガードマンなど大体60人ぐらいに処方したところ、ロックダウンの大変な時期でも1人の感染者も出ず、皆さん元気に解除までたどり着きました。他の対策も色々やってるんですけど、多かれ少なかれ役立ったのではないかなと思っています。」

阿佐ヶ谷姉妹・木村美穂「じゃあ漢方薬みたいなものを飲んで感染しなかったということなんですか?」

藤田「治療の現場では初期の段階からいわゆる漢方薬を導入していました。解熱作用とか、喉の痛みを抑えたり、咳を抑えたりとか、そういったことは漢方薬で十分できるんです。それを国が政策として取り入れてますので、西洋医学のガイドラインの後ろに中国医療のガイドラインがありまして、両方を使って治療するのが一般的なんですね。例えばICUに入ってらっしゃる方とか、重篤な方でも、漢方薬を使って少しでも症状が緩和できるような努力を行っています。このように両方使うことで少しでも治療効果を高めようということを、地道ですが武漢の頃からコツコツやってるんです。」

大竹「先生がお住まいになっている上海はものすごいロックダウンをしましたよね。」

藤田「65日間ですね。5月の31日に終わったんですけども、お陰様で皆さん健康的な生活になりまして、私もダイエットに成功しました。外食にいかなくなったのでみんな食事が家の中になったんですね。その結果、家の中で一生懸命運動とかされて逆に体重が減った方もいらっしゃいました。」

阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子「これまで、いろんなロックダウンのお話をお聞きしましたけど 先生のように明るく報告してくださる方って初めじゃないですか。」

藤田「ロックダウンというのは、いろんなランクに分かれているんですね。我々は、住宅地から出たらダメだけど家の外に出てもよかったので、住宅地をランニングできたりして比較的条件は良かったと思います。そうではないところはやっぱり大変で、場所によってすごく差があったと思います。」

大竹「中国のゼロコロナ政策ついてはどうお考えですか?」

藤田「厳密には「ダイナミック・ゼロコロナ」と呼んでいるみたいです。今の世の中、海外からドンドン入って来ますのでゼロコロナは無理で、中国はそれを分かっています。ですので○○というやり方がダイナミック・ゼロコロナなんです。」

日本ではあまり聞かない「ダイナミック・ゼロコロナ」とは?続きが気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


大竹まこと ゴールデンラジオ!

大竹まこと ゴールデンラジオ!

月〜金 13:00~15:30

その他の主な出演者

“面白い”けれど”真剣に”、”くだらない”けれど”正直に”。 …

NOW ON AIR
ページTOPへ