長老との約束『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』
文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。
第373回 9/4の放送を終えて
今週は、フンドシ姿が板に付いてきた? 俳優の原田龍二さんにお越しいただきました!
原田さんは、今年6月に万代宝書房から小説「精霊たちのブルース」を出されました。
テレビ番組の企画で22年前にベネズエラのヤノマミ族の集落を訪れた時に、長老から「お前がどこから来た人間か知らないが、国に帰った時に、我々がこういう暮らしをしている事を、こういう人間達がいる事を、色々な人に伝えてほしい」と頼まれた事がきっかけだそうです。
彼らの生活を目の当たりにし、神秘的な体験をした原田さんは、この衝撃を文体にしたいとお考えになり、書籍にすることで約束を果たした形になりました。
ヤノマミ族の人々は、電気もガスも水道もなく、お金という存在もないのに、幸せに暮らしている。そこが人間的だと感じたという原田さん。自分と比べると不便だと思ってしまうが、実はそうではない。物がないから色々な工夫や、知恵があり、なにもかもが新鮮だったのだとか。
原田さんの中では、彼らの思い出の鮮度がいつまでたっても落ちないと言います。20年以上も前のことなのに、原田さんはいつも、どうしているのか気にされているそうで、「僕の心の寄りどころというか、幸せって何なのかを考えさせられる」とお話いただきました。
モンゴルやラオスの山奥などにも行かれた原田さん。部族の方達のことを思い出す度に、自分の心と向き合っているような気がすると言います。ある時には、アフリカのウガンダの山に住むマウンテンゴリラを探しに行かれたそうです。
ゴリラとは向き合えたのでしょうか、、、
一つ一つの体験で、行く度に何かが変わっていくのを感じると言う原田さんは、「普段見栄を張っている部分や、自分は俳優だから、芸能人だから、こうしなければいけないと着飾っているものが、どんどん剥がれていき、結局、フンドシ一丁になってしまう」と語ってくださいました。
結局、フンドシに行き着くのですね。。。
原田龍二さんのご本「精霊たちのブルース」は万代宝書房から発売中です。
また9 月30日に原田さん主演の映画「虎の流儀」シリーズ2作連続
物語其の一 旅の始まりは尾張 東海死闘編
物語其の二 激突! 燃える嵐の関門編
池袋HUMAXシネマズほかにて公開されます。
こちらもチェックして下さい。
次週も原田龍二さんにお話を伺います。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 涙そうそう / 森山良子
【原田龍二さん選曲】 てぃーんずぶるーす / 原田真二
(文/スタッフC)
川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/
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この記事の番組情報
川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home
日 9:00〜9:30
日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。 毎週ゲストの方にお越しいただいて、子育ての喜び、苦労話、思わず笑ってしまったこ…