「今確実に文化放送に近づいてらっしゃいます!」ゲストが来ないスタジオで邦丸アナ奮闘…電話繋いだ中尾ミエさん「申し訳ない…」
いつもなら番組のオープニングはゲストと一緒だが今日は邦丸アナ一人だけ。9月2日の「くにまる食堂」はゲストの中尾ミエさんがスタジオに間に合わず、途中で電話を繋ぐ異例の形でお送りした。混乱の中、果たして無事に放送できたのか?
野村邦丸アナ「今日のA定食!本日のお客様は中尾ミエさん。確実に今、文化放送に近づいていらっしゃいます。電話が繋がってるの?もしもし…。あ、まだですか。今から電話繋ぐの?じゃあお電話は一曲かけてからにしましょうか?100万枚の大ヒットを記録した中尾ミエさんのデビュー曲です。可愛いベイビー。」
(曲)
邦丸「くにまる食堂。今日のお客様、中尾ミエさん16歳の時の歌声でございます。中尾ミエさん、着実にこの文化放送に向かってる最中で今お電話の向こうにいらっしゃいます。16歳の「可愛いベイビー」から60年後にはどんな声に…(笑)こんなこと言っちゃ怒られるよな。えー、もしもし!」
中尾ミエ「もしもし!申し訳ない…。走ってます。」
邦丸(笑)
中尾「ごめんねえ。」
邦丸「とんでもないです。ゆっくりこちらに向かってください。」
中尾「そんなこともないでしょ?急いでほしいでしょ?」
邦丸「そらそうですよ。今「可愛いベイビー」をおかけしました。ミエさんが16歳の時の歌ですね。もう何万回歌いました?」
中尾「何万回でしょうね?色んなバージョンで歌いました。タンゴにしたりクラシックにしたりね。」
邦丸「この歌は、もともとコニー・フランシスさんの「Pretty Little Baby」という曲でした。これが洋楽として日本で大ヒットして中尾ミエさんが日本語で歌われた。はじめ曲名は「可愛いベイビー」ではなく「可愛いベビー」だったそうですね。」
中尾「あの頃、英語を発音よく歌わないでくれって言われたんですよ。真似ができないからって。だから本当は「♪Pretty Little Baby~」なんだけど、「♪ピティリルベービ~」とかみんないい加減に覚えてるんですよね。そういう時代でした。」
邦丸「のちにコニー・フランシスさんの原曲も「Pretty Little Baby」 というタイトルではなく「可愛いベイビー」になっちゃったらしいですね。日本で中尾ミエさんの歌が大ヒットしたということで邦題も変わっちゃったようです。」
中尾「そうですか。何しろ遠い昔の話なので。」
邦丸「レディにお年のことを言うのはなんですが、来年は77歳の喜寿ですよ。」
中尾「なんでしょうね。知らない間にそんなことになってます。」
邦丸「スタジオにいらっしゃってからいろんな話をまた伺いたいと思います。」
中尾「ごめんなさいね。一人でおしゃべりさせて。」
邦丸「いやいや、意外とこういう目に遭うタイプなんですよ。」(笑)
このあと、ついに中尾ミエさんがスタジオに登場!じっくり伺ったいろんなお話しが気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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