【西武】増田達至選手インタビュー…完全復活の鍵はストレート?

【西武】増田達至選手インタビュー…完全復活の鍵はストレート?

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9月1日、ライオンズナイターでは増田達至投手のインタビューをお届けした。なお中継予定だった、大宮での西武×日本ハム戦は残念ながら雨天中止となっている。

――コロナ罹患後に戦列復帰を果たしてから、ちょうど10試合、登板なさいました。戻られてから、ここまでいかがですか?

増田「コロナ後、最初は自分でも納得できるボールが少なくて、探りながらやっている感じはありました。ここ数試合はある程度、自分の思ったとおりというか、納得いくボールが増えてきた感じはします」

――3対1で逃げ切ったおとといのゲーム。増田さんの28セーブ目は観ながらドキドキしていました。あのときの心境を細かく聴かせていただければと思います。9回表、先頭バッターは近藤健介選手。どんな思いでしたか?

増田「やられたこともあったので。慎重に入ったんですけど、慎重になりすぎてボール、ボール、結局フォアボールに。ホームランを打たれても1点差だったので、もう少し大胆にいっていればなと思いました」

――でもファール、ファールで2ナッシングと追い込めたじゃないですか。そのあと慎重になったんですね。3週間前の記憶が体に残っていたということでしょうか?

増田「少しは、そうですね。頭にも残っていました」

――フォアボールを出して、ノーアウト一塁。4番、松本剛選手。ストライク、ボール、ボール、ボール、ストライク、ファール。3-2から7球目でフォアボールでした。どんなところを警戒されていましたか?

増田「つながれたくない、という思いが強すぎて、マイナスなところが出たかなと」

――先頭打者を出したがゆえにそうなったと。5番、上川畑選手はピッチャー前の送りバントで1アウト二、三塁に。これは送られてイヤだったのか、1アウトもらって助かったのか、どちらですか?

増田「僕は送ってもらって1アウトとれたほうがよかったです」

――点差にもよるでしょうが、増田投手は1アウトもらえたほうがヨシと思えると?

増田「あの場面ではヨシ、ですね。どちらかというと、つながれる(強行される)ほうがイヤでした」

――BIGBOSSにお礼を言うしかないですね(笑)。1アウト二、三塁で左打者の古川裕大選手。ストライク、ボール、ファール。1ボール2ストライクから4球目、鮮やかな見逃し三振でしたね。

増田「ボールクサいといったらクサいんですけど(笑)、審判がストライクと言ったので、はい」

――外からの変化球、球種はなんでした?

増田「スライダーですね」

――ストライクと言ってもらった、という感じなんですか?

増田「僕の中では。あと(森)友哉のキャッチングじゃないですか?」

――2アウト二、三塁までこぎつけて、右打者の今川選手。初球はボール、5人目にして初めてボールからでした。でも次で慌てず空振りをとって、最後は6球目、アウトローで空振り三振。奪三振がここのところ増えてきましたね?

増田「でも変化球が多いので。もう少しストレートで空振りがとれればいいかなとは思います」

――そこがもう一段上の、増田さんの中でのバロメーターなんですね?

増田「そうですね。でもファールはとれているので、ファールでカウントを稼げれば、という気持ちもある。少しずつ上がっていければいいかなと思っています」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナ

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