スピードワゴン小沢一敬にお悩み相談「出会いがなくて…」

小沢一敬さんは、2022年8月9日に新著『小沢一敬の悩むってなんだ！？』を発売。

鈴木おさむ「年を重ねてくると、友達が減ってくるという悩みが多いと思いますが、どう思いますか？」

小沢一敬「僕は若い子のライブにも出してもらってるんですけど、いつもライブ終わりで、知らない子とご飯に行くんですよ。コロナ禍になってから難しいですけど、大勢でご飯行くの好きなんです。だから若い友達が増えてます」

鈴木「僕と同じです。若い子と一緒にいると知らないことを知れるじゃないですか。この年になると、知らないことを知ったかぶりする必要もないので、若い子から知らないことを知る、っていう」

小沢「先輩として若い子に教えることなんかなくて、若い子から教えてもらうことしかないというか。“俺らのやってきたことなんて過去の話なんだから、なんの参考にもならないよ”っていうルール」

そんな小沢一敬さんが、坂口愛美アナの悩みを解決！？

坂口愛美アナ「ちょっと、出会いがなくて…」

小沢「それはよく言われるけど、出会いはめちゃくちゃあんのよ。女の子が言う“出会いがない”っていうのは、“白馬に乗った王子様との出会いがない”っていうだけで、出会いなんてコンビニだって電車だって、色んな人と出会ってるわけじゃん。勝手に選り好みしてんのよ。すごい嫌なこと言うよ？　図に乗ってる」

坂口「うわぁー！」

小沢「自分をお姫様だと、思っていいんだけど。自分を変えれば、相手が王子様に見えるかもしれない、っていう考えね。出会いなんてめちゃくちゃあるんだから」

坂口「そっか。自分の視点を変えないといけない、っていうことなんですね」

鈴木「出会いって大切ですよ。僕今日、文化放送に入る前に、すっごい身体のでかいお兄さんが前から歩いてきて。“絶対話したくない人だ”と思ってたら、向こうから“ラジオがんばってください”って言われたの。“ありがとうございます”って言って文化放送に入ったんだけど、俺は後悔。なんでLINE交換しなかったんだ、って」

坂口「LINEですか？」

鈴木「だって、そんなことを言ってくれた人と友達になる機会って無いじゃん」

小沢「素晴らしい！　めちゃくちゃ良い考え。まったく同じことしてる」

鈴木「ほら！（笑）」

小沢「最近、ラ・ママ新人コント大会の司会のお手伝いをやっているんですけど、次の仕事があって飛び出しだったときに1年目の若手芸人から“私、スピードワゴンが初めて見たお笑いだったんです”って話かけてくれて。“ごめんもう次の現場に行かなきゃいけないけど、続きをゆっくり聞きたいからLINE交換しよう”って言って、こないだ飯に行ってきました」

鈴木「そこから発見することとかあるもんね。だから今日、“ありがとう”しか言えなかった自分に後悔してます」

坂口「男女の出会いだけじゃなくて、すべての出会いがどう広がっていくか分からないですね」

鈴木「さっき小沢先生は何て言いました？　“出会ってんじゃん”って」

坂口「本当だ！」

小沢「これを機に、私を師と仰ぎなさい」

鈴木「気持ち悪いわ！（笑）」

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