「3日目は終了セレモニーなんですよ」水道橋博士が3日間の臨時国会で感じた違和感をギャグ無しで熱弁

「3日目は終了セレモニーなんですよ」水道橋博士が3日間の臨時国会で感じた違和感をギャグ無しで熱弁

Share

7月10日の参院選で初当選した水道橋博士が8月15日の「くにまる食堂」にご来店。8月3日から5日に行われた臨時国会で感じた違和感を語った。

野村邦丸アナ「参議院の任期は6年間ですよね。そこで初めて当院したら3日間しか国会が開かれませんでした。」

水道橋「驚きましたね。僕は国会のできごとを日記を全部書きますいうことを公約で言っていたんですけど、1日目はとにかくセレモニーしかないんですよ。」

邦丸「臨時国会初日、参議院の場合は天皇陛下をお迎えして開会式を行いました。」

水道橋「光栄の極みでした。あれは手を上げた人だけが参加して衆議院・参議100人ずつぐらいでしたね。」

邦丸「そうなんだ。違和感みたいなことはありました?」

水道橋「もちろんです。午前中に山東昭子参議院議長が辞任して、新しい議長を指名し、賛成するか反対するかを投票します。満票で賛成なんですけど、それを一票一票2時間投じて、この時間って意味ないじゃないですか。前は電子掲示板があったんですけど、コロナ禍の影響で座席の間隔を開けたので使えなくなったんです。良識の府と呼ばれる参議院議員に選ばれた人たちが、こんなアナログな、19世紀の議会みたいな事をやっている違和感がすごくありました。そのあと休憩を1時間半挟んで午後になり、「これから三日間開催します」っていう採決を起立や着席かで示すんですが、これは5分で採決するんです。もう午前中で済むじゃないですか?すごい違和感ありました。」

邦丸「今までの慣習だからこうなんだ、ってことでしょうけど、おそらく今回新たに国会議員になられて「何これ?」って思った方は与野党を問わずいたんじゃないですか?」

水道橋「与野党を問わずいたでしょう、でも永田町はこういうのが当たり前なんだと抗議もしていません。3日間開催に異議がある僕や山本代表は起立しませんでしたけど、立った人たちは賛成しているので文句を言えないはずですよね。でも、そういう人のブログを見ると「これはおかしい」みたいなことを書いてて、それなら座って抗議したらいいのに。臨時国会はもう開かれないかもしれないけれど、せめて抵抗の意思は表して欲しいですよね。また、世の中の人はみんな3日間、国会が始まるんだと思っていたんでしょうけど、2日目は休みだったんですよ。まあ国会は急に始まったりするので、僕はずっと議員会館で待機してたんですが、5時を過ぎても何もないから「これ本当にないんだな」って。それで3日目は「これで国会は終了します」っていう儀式なんです。なんだこれ?と思いました。そのために地方から来ている人もいるし、職員の方もいますから歳費が使われるわけですよね。政策を決めている日本のトップである国会で一番無駄なことしかやってない。もう本当に時代遅れだなと思いました。」

邦丸「人件費ももちろん、水道光熱費も全部含めて結構な金ががかかるんですよね。」

水道橋「毎回そう言われてるのに改善しないじゃないですか。NHKも中継してないし、参議院の新人が当院した「絵」があって採決したりしてみんながワーッていうだけのお祭りなんです。マスコミもそれで良しとしているし、あまりにも長く続いているから、本格的に「これはおかしい」とは言えないでしょうね。」

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


くにまる食堂

くにまる食堂

月~木 9:00~13:00

その他の主な出演者
CLOSE
その他の主な出演者

リスナーが今気になる政治・経済・エンタメ情報をお届けし、リスナーの意見を紹介する機会を充実させ、”知りたい””言いたい”気持ちに応える場所になります。 毎日通…

NOW ON AIR
ページTOPへ