長崎の「被爆体験者」が被爆者と認められないのは何故か。壇蜜「侃侃諤諤している時間はもうない」
8月10日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、シティボーイズが集結してラジオをお届けした。今回は、昨日の長崎で行われた平和祈念式典で岸田文雄首相が述べたあいさつが、6日に広島市であった平和記念式典でのあいさつと大部分が同じだった。というニュースを取り上げた。
岸田総理が長崎市の平和記念式典に出席し、挨拶をしたが、6日に広島市であった平和記念式典での挨拶と大部分が同じだった。長崎市と広島市の式典で述べる総理の挨拶がほぼ同じであることは、安倍元総理の頃から指摘され始め被爆地広島選出の岸田総理の対応が注目されたが、今年もほぼ同じ「コピペ」だった。また、国が指定した援護区域外で原爆に遭った「被爆体験者」の救済についても触れなかった。また、その後の被爆者団体との面会で、被爆体験者の医療費助成に「がんの一部」を加えることを検討するとしたがそこまでに留められている。広島の原爆を巡っては、国の援護区域外で黒い雨にあった人も被爆者と認定する新基準の運用が4月に始まったが、長崎の被爆体験者は除外されている。
このニュースに大竹は、「広島について認められたのも、ほんと近々の話。俺の記憶では長崎の中で国に被害地域と認められているところ以外でも、黒い雨が降った地域があったと思うんだけど、長崎は、爆心地から12キロ圏内で原爆にあったにもかかわらず国が指定した援護区域の外にいたため被爆者と認められない人たちがいる」と指摘した。
壇蜜も「この方々って平均年齢からすると侃侃諤諤している時間はもうない感じですよね」と、被爆から70年以上が経過し、被災者の方には時間が無いことを指摘した。
きたろうは、「この時期になるといつもはだしのゲンをみんな読んでほしいなと思うんだよ。ものすごく克明に書かれているよね。」
と中沢啓治の漫画『はだしのゲン』を今の世代の人にも読んで欲しいと語った。
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